雪山登山ウェア総点検【2025年版】

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私の現時点の雪山登山用ウェアを紹介します。

山域や積雪状況、予想気温によって、取捨選択して携行します。広義の「身に付ける」装備として、サングラス、ロングスパッツ、登山靴、アイゼンを含めました。

上半身

THE NORTH FACE / ロングスリーブホットジップアップ

素材の内訳はポリエステル79%、ポリプロピレン18%、ポリウレタン3%となっています。肌面に水を含まないポリプロピレンを配しているのがポイントです。Finetrackが提唱するドライレイヤーの役割をある程度果たしてくれることを期待しています。

私個人はTHE NORTH FACEのウェアのサイズ感が合います。このロングスリーブは身体のラインに密着し、かと言って締め付け感がないピッタリサイズです。

二軍落ちのフリースはこちらに非表示にしてあります

mont-bell / シャミース プルオーバー

mont-bell シャミース プルオーバー

フリースのプルオーバーとしてはLサイズの重量が実測227gと最軽量クラスです。このボリュームのフリースは他ブランドではなかなか見つかりません。保温力をちょっと調整したいときに便利です。胸ポケットがあるのがうれしい。

MOUNTAIN HARDWEAR / マイクログリッドジャケットV.3

保温力が高いフリースならこれです。これより毛足が長いフリースは嵩張り過ぎるので買うことはないでしょう。フード付き、サムホール付き、胸ポケット、両脇ポケット、裏面グリッドフリース、ダブルジップ、と全部入りです。アウターとしても使えます。

似たタイプのフリースとして、mont-bellのトレールアクション パーカを持っていますが、どうしても前腕のキツさが気になって二軍落ちしています。
https://kamiyama-online.com/weak-point-of-montbell-action-trail-parka/

mont-bell / ライトシェルパーカ

表面はツルスベで撥水性が高く、裏面は薄手のフリースになっている珍しい商品。ソフトシェル的な使い方ができます。樹林帯で粉雪が舞っていたり、木に積もった雪が落ちてきてもしっかり受け流してくれます。稜線でも風が弱ければこれで十分通用します。

MILLET / ブリーズバリヤー トイ アルファ ダイレクトジャケット

前出のライトシェルパーカで不満に思っていた点を解消した製品です。

既存のミドルレイヤーを駆逐するミレー「ブリーズバリヤー トイ アルファ ダイレクト ジャケット」レビュー
「アクティブインサレーション」のなかで特殊な位置を占めています。素肌に直接羽織って気持ちが良い「フリース」であり、ポケットが豊富で防雪・防風・撥水性能を備えた「ソフトシェル」でもあります。実に汎用性が高く、私は登山に普通の「フリース」を携行しなくなりました。

mont-bell / U.L.サーマラップ ジャケット

前出のライトシェルパーカと似た使い方を想定して買いました。ミドルレイヤーとしてもアウターとしても使えます。フード付きを買わなかったことを後悔しています。

モンベルのU.L.サーマラップ ジャケットを買って後悔した話
近年、脚光を浴びている動的保温着(アクティブインサレーション)をモンベル流に実現した製品です。最大の長所は、リーズナブルな価格(1万円強)、軽快さ(平均重量229g)です。初めて動的保温着を体験する人には手に取ってみることをおすすめします。

MOUNTAIN HARDWEAR / コアストラータ アルパインフーディ

アクティブインサレーション(動的保温着)。両胸ポケット、両腰ポケットで収納力が高い。

Marmot / トランスダウンジャケット

Marmot TRANS DOWN JACKET (MJD-F1013) 2012年9月購入

テント泊で保温力が欲しいときに携行します。生地が20デニールと薄く、830フィルパワーダウンなので、ザックの片隅にコンパクトに押し込むことができます。渋いワインレッドと黒のツートンカラーが気に入っています。胸ポケットがあるのがうれしい。現行モデルは胸ポケットがなくなってしまいました。

ダウンジャケットの常識と非常識
昔、雑誌で「小説家がダウンジャケットを脱ぐと、なかはTシャツだった」というキャッチコピーの広告を見たことがあり、妙に印象に残っています。その小説家とは開高健。キャッチコピーの正確な文言はおぼえていません。何の広告だったかさえわかりません。氏...

Marmot / ザイオンジャケット

先進の防水透湿素材ネオシェルを採用したアウター。両脇のポケットは500mlサイズの魔法瓶が余裕で入るほど大きい。胸ポケット、内ポケット、肩ポケット、そしてピットジップが付いています。裏地は薄手のポーラテックフリース。ここまで全部入りのアウターはなかなか見つかりません。

下半身

mont-bell / スーパーメリノウール L.W. トランクス

ウールのアンダーウェアは苦手ですが、トランクスだけメリノウール製です。

野郎がはき古したトランクスの写真なんか誰も見たくないと思うので自粛します。

phenix / Transfer Trunks

phenixのTransfer Trunksを買ってみた
メッシュ状の生地で「撥水・速乾」をうたい、phenixお得意の「デオシーム」により消臭機能を発揮します。パンツについては、雪山(冬山)登山だからといって特に厚くする必要はなく、タイツの厚さや枚数で保温性を調整すれば良いと考えています。

Marmot / ピークアップウォームパンツ

起毛地が裏にパンチングされているタイプなので足上げがしやすいです。

Marmot / インヴィシブル パンツ

春秋向き。ゆったりしたシルエットなので、なかに厚手のアンダーウェアを着ても圧迫感がありません。

THE NORTH FACE / エクスペディション ホット トラウザーズ

極暖の鎧「エクスペディションホットトラウザーズ」雪山登山の厚手タイツをレビュー
「寒さを知ることは、己の現在地を知ることである」本格的な雪山登山に復帰してしばらくは、厚手の裏起毛パンツにアウターシェルを重ねるだけの、いわば「最小限の武装」で過ごしてきました。行動中に支障を感じることはなく、その身軽さこそが正解だと信じて...

極厚ですが伸縮性が高くて動きやすい。コンシールファスナーによる前開きあり。下着っぽくないので、ぎりぎりこれで出歩くことができそう。

二軍落ちのフリースパンツはこちらに非表示にしてあります

US(米軍放出品)フリース オーバーオール

US(米軍放出品)フリース オーバーオール

珍しいサイドフルオープン可能なフリースパンツです。

【実機レビュー】米軍フリースオーバーオールは「動けない寒さ」への処方箋。サイドフルオープンが雪山・キャンプを変える
山において、後悔は常に『あの時、一枚着ておけばよかった』という震えと共にやってきます。雪山の行動中、下半身のレイヤリング変更は苦行に近いものです。アイゼンを脱ぎ、靴を脱ぎ、凍える指先でパンツを履き替える……その手間を惜しんだ代償は、体温の低...

NANGA / ポータブル ダウン パンツ

2012年9月購入。テント泊での就寝用です。無雪期でも薄手のシュラフとペアで持っていくことがあります。

Marmot / インテグラルパンツ

レインウェアですが、表面がツルテカではないので雪の上で滑りにくそうです。初冬や残雪期ならこれで十分通用します。

FINETRACK / アルマパンツ

伸縮性が高く、足上げがしやすいです。サイドファスナーでフルオープンできます。

頭部

mont-bell / ノースポールキャップ

私の中では雪山用帽子として暫定1位の商品です。ツバが3箇所のホックで着脱できるのが素晴らしい。名前は「ノースポール(北極点)」ですが、それほど大げさではなく毛足は短いです。

mont-bell / ネオプレン フェイスバラクラバ

鼻と口の部分がネオプレン製の立体裁断になっています。

キャッツアイ仕様
目出し部分を大きく開いてもこめかみ部にすき間を作らず、しっかりカバーします。

この仕様のため、顔全体を出そうとするとやや狭いです。(私の顔が大きいだけか)

phenix / バラクラバ

顔全体を出せるタイプです。口元が密着しているほうが呼気が吹き上げにくく、ゴーグルやサングラスが曇りにくい気がします。

THE NORTH FACE / カプッチョリッド

山へのアプローチ、樹林帯下部、就寝中はニットキャップだけのことが多いです。

いつもポケットにニット帽、ノースフェイス「カプッチョリッド」レビュー
ノースフェイスのニット帽のなかでも「カプッチョリッド」はブランドを代表する「超」がつく定番商品です。私は2013年頃からかぶり始めました。街中でも登山でも、防寒&お洒落のアイテムとして、いや正確にはノームコアのアイテムとしてかぶり続けていま...

Yamamoto Kogaku / 保護めがね

UVEXの「ゴーグラス」をもっと軽量化したくて2022年に一軍入りさせました。

サングラスが嫌いなら保護メガネでいいじゃない
雪山に限らず登山ではサングラスの着用をおすすめします。有害な紫外線だけでなく、砂塵や土埃、小石の飛来、木の枝やロープの跳ね返りなど物理的なトラブルから目を保護します。高級なスポーツサングラスでなくとも、作業用の保護メガネ(シールドグラス)が十分に役に立ちます。

uvex / ゴーグラス

風雪のなかで正面を向いて歩く分には準ゴーグルとして申し分ありません。ただし、岩場を後ろ向きに降りているとき、顔が思い切り下向きになるとバラクラバがたわみ、隙間から吹き上げた呼気で曇ることがありました。

手先

mont-bell / シャミース インナーグローブ

冬場の高尾山ではいつもこれです。普段使いにも適したボリューム感です。

MAGIC MOUNTAIN / フレックスウォームグラブ

オーソドックスな厚手の化繊グローブです。

phenix / フリースグローブタッチ

厚手のフリースで手のひらを合成皮革で補強されています。スクリーンタッチ対応。穏やかな雪稜歩きならこれだけでOK。

二軍落ちのグローブはこちらに非表示にしてあります

mont-bell / ウール マウンテングローブ

元ハンガロテックス愛用者としてはウールの厚手グローブは欠かせません。

L.L.Bean / ポーラテックフリース グローブ

なぜかL.L.Beanで安売りされていたポーラテックフリースの手袋です。

mont-bell / トリガーフィンガーオーバーミトン

スタンダード中のスタンダード。ラッセルを想定した肘までの長さ。保温性を確保しつつ、ピッケルを握りやすい3本指です。

ショーワグローブ / TEMRES 02winter

気温-10℃、風速10mくらいまではこれで通用します。

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足回り

FITS / Expedition Boot

カカトの立体裁断のおかげでズレにくいとされています。昔は中厚手のソックスを2枚重ねで履きましたが、雪山復帰後はこれを1枚で履いています。

mont-bell / ダウンフットウォーマー

就寝時、足先がソックス1枚だけだと寒いので購入した贅沢品?です。現行モデルは足首に隙間ができないように履き口にストレッチ地が突き出しています。

mont-bell / GORE-TEXアルパインスパッツ

ダブルファスナーだと着脱が素早くできます。

雪山登山でゲイター(ロングスパッツ)を素早く装着する方法
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LOWA / チェベダーレ プロ GT

保温材が入っていない四季用です。この「チェベダーレ」は二代目です。

LOWA「チェベダーレ Ⅱ GT」で高尾山に登る
突然破壊したLOWAの「チェベダーレ」。当初は修理するつもりでした。アウトソールのみならず、ミッドソール、ランドラバーまで刷新すると、費用は2万5千円くらいだそう。……が、インターネットを波乗りしていたところ、今春「チェベダーレPRO GT...

RIPEN / ブーツカバー

四季用の登山靴でもこいつを被せれば厳冬期でもある程度対応できます。

GRIVEL / エアーテック・ニュークラシック

現行モデルは商品名に「EVO」が入ります。

ワンタッチ式ではありませんが、昔の2本締めと比較すると、圧倒的に着脱がラクです。

登山用品
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