四方山話

「峠」は「コル」と呼べ。一瞬で玄人に見える“山言葉”のハック術

山に入れば、まずは挨拶が基本です。しかし、すれ違いざまに馬鹿正直に「こんにちは!」とハキハキ発声していては、善良なハイカーではあっても「玄人」には見えません。場数を踏んだ山屋は、短く「ちわっす」「…ちわ」と発音します。これだけで、何百回もす...
四方山話

『ザイル』はもう死語? 登山用語がドイツ語から英語に変わった理由と、ピッケルを巡る迷走の歴史

「ザイルを解く」という響きに、そこはかとない哀愁と、若かりし頃の自分を重ねる皆様。あるいは、ショップの店員さんに「目出し帽はどこですか?」と尋ね、「……ああ、バラクラバですね」と翻訳されて顔を赤らめた皆様。日本の山を彩る言葉たちは時代ととも...
登山用品

まだスペック表で消耗してるの?雪山ハードシェルの「真実」とおすすめ名機

雪山という場所は、本来人間が立ち入るべきではない領域です。気温マイナス20度、風速20メートル。家でぬくぬくとNetflixを見ている友人が聞けば「正気ではない」と即答するような環境に、私たちは好んで出かけていきます。そんな狂気の沙汰を「趣...
登山用品

ツェルトより使いやすいライフシステムズの「サバイバルシェルター」レビュー

家型(くさび型)のツェルトは緊急時露営には必ずしも適しません。雪山で着の身着のままでビバークする場合、膝をかかえ身体を丸めて体温を逃がさないようにします。「Bothy Bag」等と呼ばれる半密閉型のシェルターのほうが使いやすいです。
登山用品

ツェルト、日本独自の進化を遂げたガラパゴスシェルター

辞書を引けば、ドイツ語の「Zelt(ツェルト)」は単にテントを指す言葉です。しかし、もしあなたがドイツのアルピニストに日本の「ツェルト」を見せたら、彼らは怪訝な顔でこう言うでしょう。「これはテントではない。ただの袋だ」と。あるいは、そのペラ...
登山用品

ツェルトの有無が生死を分ける。登山に不可欠な「お守り」の正体とは?

​「自分だけは大丈夫」山を歩くとき、私たちは常に「正常性バイアス」という名の薄氷の上を歩いています。天候が崩れ、道を見失い、あるいは予期せぬ怪我で動けなくなったとき、その「根拠なき安心」は容易に砕け散り、私たちを冷酷な自然の只中へと放り出し...
登山用品

アライテントのビバークツェルト ソロを家型に設営してみた

アライテントの紹介ページでは「ポンチョのように使うことも可能な、究極のパーソナルシェルター」と紹介されています。しかし、要所要所に付いているループを利用すると、家型に設営することが可能です。
登山用品

ザックの底の守護神。登山用ツェルトの選び方とおすすめ

はじめに:それは「お守り」ではありません辞書を引けば、ツェルト(Zeltsack)は「テント」、ビバーク(bivouac)は「野宿」を意味します。「ツェルトでビバークする」とは、すなわち「テントで泊まる」という、何のへんてつもない言葉になり...
四方山話

自称・初心者の賞味期限は「2年」で切れている説

「永遠の初心者」という最強の防具を、そろそろ脱ぎませんか?YouTubeで登山動画を観ていると、ある種の「時空の歪み」を感じることがあります。動画の端々で「初心者なので」と言い添える投稿者さん。しかし、その装備を見てください。使い込まれたザ...
活動記録

ぐうたら登山隊と風雪のビヴァーク

すっかり暗くなりました。これ以上動き回るのは危険です。吹きさらしの稜線で、ケルンに腰掛けて、ツェルトをかぶりました。雪面に刺したピッケルと、自分の頭で「棟」を作り、足元の空間にEPIのガスカートリッジを置いて、お湯を沸かしました。「風雪にと...
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