モンベルのライトシェルパーカはコスパ最強のソフトシェルだ

モンベルのライトシェルパーカは真夏の低山以外、ザックの常連となっています。

モンベルのライトシェルパーカ 特徴

元祖ソフトシェル

ライトシェルパーカは「ソフトシェル」に分類されています。

ツルスベ系のナイロンシェルが撥水と防風をにない、裏地のクリマプラスメッシュが保温をにないます。

「ソフトシェル」という新たなレイヤー(ウェアの重ね着という意味でも、商品ラインナップの階層という意味でも)をモンベル流の古い技術で実現した名作です。

近年、ハードフェイス加工したフリースが脚光を浴びていますが、「それならモンベルのライトシェルパーカみたいにナイロン地を表面に貼るほうが手っ取り早くて安上がりではないか」と思うのは私だけでしょうか。

モンベルのカタログが「ソフトシェル」という用語を使うようになる以前から、ライトシェルパーカは売られていたと記憶しています。「ソフトシェル」という便利な用語が登場したので、後付けで分類し直したとするほうが正確かもしれません。

素肌に羽織れる

「家を出るときは猛暑のなか半袖Tシャツ1枚。森林限界をこえて稜線に出ると急に防風と保温のシェルが欲くなる」

この急激な変化を緩和するウェアとして、モンベルのライトシェルパーカは優秀です。裏全面が起毛素材なので、素肌に羽織れるところがポイントです。

適度な伸縮性により着脱しやすい

表地にナイロン地を貼り合わせているため、フリース単体よりも伸縮性が抑制されます。長袖シャツの上に羽織ったり脱いだりするとき、纏わりつきにくく、着脱しやすいです。

風、雨、雪を防ぎやすい

表地はモンベル特有のポルカテックス加工をほどこしたナイロン地で、風をよく防ぎ、多少の雨なら弾き、雪は滑り落ちてくれます。

モンベルで唯一の全面グリッド構造のフリース

グリッド構造のフリースは保温性と通気性を両立します。たとえばノースフェイスの「ベントリックスフーディ」は化繊中綿のスリットが運動時に開閉することによりオーバーヒートを防ぎますが、グリッド構造のフリースは同じ仕組みをもっとゆるやかに実現したものと言えます。

モンベルはソフトシェル用の起毛裏地として、

  • クリマバリア
  • クリマプロ200
  • クリマプロ100
  • クリマプラスメッシュ

という素材を展開しています。

他ブランド(例えばポーラテック パワーグリッド)のように見た目がはっきりとグリッド構造になっているフリース系の素材はクリマプラスメッシュだけです。しかも、全面にクリマプラスメッシュを使用しているのはライトシェルシリーズだけです。

ライトシェルシリーズはモンベルの製品群のなかでも実にユニークな商品です。

軽量コンパクトでメンテナンスが楽

メンズモデルの平均重量が303g。軽量コンパクトで、ザックのちょっとした隙間に押し込みやすい。「レイヤリングをきめ細かに調整するには200~300gのウェアを組み合わると良い」という持論に適合します。汚れたら、気軽に洗濯機に放り込むことができます。

安価

これだけ汎用性が高い一着が税込みで1万円切り。素晴らしい。

モンベルのライトシェルパーカ クローズアップ写真

全体

フード前面

フード前面

フード後面

フード後面

サイドポケットとリードインコード・システム

サイドポケットとリードインコード・システム

裾の内側

裾の内側

ストレッチカフ

ストレッチカフ

ロゴタグ

首の後ろのロゴ

素材表示タグ

素材タグ

洗濯表示タグ

洗濯タグ

付属のスタッフサック

付属のスタッフサック

スタッフサックのコードロック

スタッフサックのコードロック

孫悟空が頭に付けている緊箍児(きんこじ)のような珍しい形をしています。コードの先端を通さなくても、途中に装着できます。

モンベルのライトシェルパーカ 使用例

夏の八ヶ岳で初仕事

夏、美濃戸口から堰堤広場までは半袖Tシャツでも汗だくでした。赤岳鉱泉までの最後のピッチはやや涼しくなったものの汗が乾きません。

翌朝、半袖Tシャツで文三郎道を登っていきました。樹林帯を抜けると、風が強く、肌寒い。他の人たちはほとんどが長袖です。少々、やせ我慢気味でしたが、赤岳頂上まで半袖Tシャツで頑張りました。ライトシェルパーカを羽織った時には心底ほっこりしました。

雪山でも大活躍


残雪の利尻山

風雪の樹林帯を登高するとき、快晴無風の雪稜を闊歩するとき、本格的なアウターシェルを着込むと暑いような場面で、大活躍します。

高尾山トレーニング山行

遠出しない週末、よく高尾山でトレーニングします。冬、長袖シャツ一枚で、早足で登ると、頂上で強烈な汗冷えに見舞われます。ライトシェルパーカを羽織ると、冷気を防ぐと同時に、速やかに汗を吸い上げて蒸散してくれます。下山すると、さらにその上に化繊や羽毛のジャケットを羽織りますが、だぶついたフードがネックウォーマーとして機能します。

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