登山地図アプリ「ジオグラフィカ」の標準的な機能について、実際に操作する順序で解説します。
- 「YAMAP」など他の登山地図アプリを一通り使ったことがある。
- ジオグラフィカをインストールしたけど、なんだか取っつきにくくて放置している。
という読者を対象としています。
ジオグラフィカ | 登山用GPS
keiji matsumoto無料posted withアプリーチ
ジオグラフィカの基本画面
表示モードの切り替え
初回起動時は富士山の地図が表示されるはずです。
右上のをタップすると、表示モードを「通常モード」→「地図メインモード」→「ナイトモード」の順に切り替えることができます。
メインメニュー
左上のをタップすると、メインメニューがあらわれます。もう一度をタップすると閉じます。
ジオグラフィカで高尾山の地図を表示する
高尾山の地図を表示してみます。
左上のから「地図」を選びたくなりますが、そこには地図の種類(国土地理院、OpenStreetMap、Google Map等)しか並んでいません。
目的の山域を探す2つの方法
マーカーから選択する
あらかじめ登録されたマーカーから山域を選択します。このマーカーはメニューの奧深くに隠れています。左上のから[ファイル]→[マーカー]と進みます。
地図の上部に表示されている位置情報を横にスライドして、をタップすると素早くアクセスできます。
あらかじめ登録されたマーカーは「海外の山」「日本の山」に大別されています。
山名で検索する
なんと「高尾山」はマーカーに登録されていません。地図の上部に表示されている位置情報を横にスライドして、検索語に名前を入力しましょう。
[検索結果]をタップすると、地図を表示することができます。
山頂付近を拡大してみましょう。地理院地図とGoogleマップを重ねて表示できるため、地名や建物名の表示が豊富です。
ジオグラフィカで高尾山の地図を一括キャッシュする
ジオグラフィカには「既定の地図をダウンロードする」という概念がありません。必要な地図の範囲を自分で指定して取得する必要があります。
左上のから[ツール]→[一括キャッシュ]と進みます。
下部に「一括キャッシュ」というダイアログが出ます。左のをタップします。
半透明の赤い四角が表示されます。四隅を長押しすると範囲を拡大/縮小できます。高尾山周辺を大まかに範囲指定したら、をタップします。
確認ダイアログが出ます。仮に「高尾山周辺」という名前を付けます。もう一度をタップすると、ダウンロードが始まります。
ダウンロードが完了したら、スマホを機内モードにしても地図を表示できるか確認します。
取得した範囲の外側はぼやけて表示されます。
ジオグラフィカを高尾山で使う
高尾山を稲荷山コースから登り、1号路を下る例で説明します。
一括キャッシュから「高尾山周辺」へジャンプする
左上のから[ファイル]→[一括キャッシュ]と進みます。
「高尾山周辺」の右横にあるをタップし、ジャンプして地図を表示します。
トラックの記録を開始する
をタップすると、位置情報(GPS)の取得がONになります。