登山用品

君は胸衝くラッセルを体験したか

自分の吐く息でゴーグルが曇り、視界が真っ白になる。進まない苛立ちに叫び出しそうになり、それでも足を前に出し続ける。「映える」写真など一枚も撮れない。そんな泥臭い(雪臭い)体験を経てはじめて、スノーシューやワカンについて真に語ることができるの...
登山用品

私たちがそれでもモンベルを着る、あまりに人間的な理由

私たちは皆、そのロゴを知っています。日本の険しい稜線でも、のどかなキャンプ場でも、あるいは休日のショッピングモールのフードコートでも。あの「菱形を組み合わせたMの字」を見かけない日はありません。株式会社モンベル。日本が世界に誇るアウトドア界...
登山用品

ゴアテックスのテントが市場から消えた。そしてゴアテックス自体が消えゆく

かつて、日本の山岳シーン、とりわけ北アルプスの涸沢カールや剱沢の野営場において、ある種の「権威」として君臨した布がありました。目に痛いほどの鮮やかな黄色や水色の発色、そして触れれば「バリバリ」「ゴワゴワ」と独特の音を立てるその幕体。そう、ゴ...
登山用品

雪山におけるオーバーシューズの歴史とロングスパッツ(ゲイター)の立ち位置

オーバーシューズの歴史「革と脂」から「ゴムの要塞」へかつての重厚な革靴は、雪解け水を吸い、夜には氷の塊と化す欠陥を抱えていました。その救世主として1970年代に現れたのが、「スーパーゲイター」やBerghaus(バーグハウス)の「Yeti(...
登山用品

雪山における簡易オーバーシューズの「郷愁」と「実利」

簡易オーバーシューズの「郷愁」と「実利」——日本の雪山における、とある足元の哲学「足元の冷えは、心の冷えに通ず」——古の岳人がそう言ったかどうかは定かではありませんが、雪山においてこれほど真実に近い言葉もないでしょう。最新鋭の冬靴がショーウ...
登山用品

極暖の鎧「エクスペディションホットトラウザーズ」雪山登山の厚手タイツをレビュー

「寒さを知ることは、己の現在地を知ることである」本格的な雪山登山に復帰してしばらくは、厚手の裏起毛パンツにアウターシェルを重ねるだけの、いわば「最小限の武装」で過ごしてきました。行動中に支障を感じることはなく、その身軽さこそが正解だと信じて...
登山用品

雪の高尾山、危険箇所を再訪した

爪先寄りにスパイクがないので、ぐずぐすの雪面で推進力を助ける効果は薄いです。アイスバーンで転倒しないための道具と割り切る必要があります。アイスバーンと夏道が入り混じった雪山のアプローチで、12本爪アイゼンを温存するために補助的に使うのに適しています。
登山用品

雪の高尾山、滑落事故の現場検証のためモンベルのコンパクトスノースパイクを買った

先日、雪の高尾山でプチ滑落しました。その後、東京ではまた雪が降り、まだまだ雪の高尾山を楽しむことができそうです。滑落事故の現場検証に出かけることにしました。ミイラ取りがミイラになってはいけません。モンベルストアの店頭から消えていたコンパクト...
活動記録

雪の高尾山で滑落した

止まらない、止まらない。焦る自分と、それを客観的に見ている自分。走馬燈のように過去の記憶がよみがえる……とまではいきませんでしたが、たぶん山岳地帯で滑落すると、こんな心理状態になるのでしょう。滑落した距離は5~6メートルくらい。尻餅をつかずにもちこたえました。
登山用品

雪山テント泊でガスがあるのに着火できない理由と確実な対策

はじめに|雪山テント泊で一番困るのは「寒さ」ではない雪山テント泊と聞くと、多くの人はまずこう考えます。 寝袋の温度域は足りるか マットは十分に暖かいか 防寒着は万全かしかし、初心者が最初につまずく致命的ポイントは、意外にも別のところにありま...
スポンサーリンク