雪山テント泊でペグを打つための道具

甲斐駒ヶ岳の五合目で凍った地面にペグを打てずに苦労しました。

モンベルのU.L.ドームシェルターで過ごした悲惨な夜
2018年2月17日、入山厳冬期の甲斐駒ヶ岳を目指して、黒戸尾根を登りました。登山口の橋には雪がありません。しばらくは夏道歩きか?と思いきや、橋を渡ると、雪があらわれ、階段状の踏み跡はアイスバーン化しています。ここでロングスパッツとアイゼン

赤岳鉱泉や行者小屋など雪が少なめのテント場でもカチコチの地面(氷雪面)に突き当たることが多い。せっかく用意したイーストン・ゴールド24″ ペグが役に立ちません。なにせ60cmを超える長さなので、ヘッドを叩いても先端に力が伝わりにくいのです。

雪山テント泊でバチ効きするスノーペグ、Easton Gold 24″ / イーストン・ゴールド24″ ペグ
宅配便で謎の長い物体が届いたプチプチの中に金色の物体が梱包されている先端が尖っている引き抜いて、反対側を見ると、釘の頭みたいな形状になっているEASTONというメーカーロゴが刻印されているイーストン・ゴールド24″ ペグすみません。もったい

雪山といえども、短く強靭なタイプのペグが必要だと痛感しました。無雪期用のVペグやYペグがある程度通用するかもしれません。本命はアイスクライミング用(凍った草付き用?)の通称イボイボ(コングのアルパインピトン「ワーティ」など)です。大昔に別メーカーの製品を1本買って持っています。

問題はペグを打つための道具。雪山ではそこらへんに転がっている石で打ち込むというわけにはいきません。ペグを打つためだけにトンカチを持っていくわけにもいきません。

カモシカスポーツのナップサック

カモシカスポーツ本店(高田馬場)を再訪しました。先日、アイゼンケースを買ったとき、目を付けていた道具があります。

上の写真は会員証代わりのメンバーズバッグです。エコバッグとして商品をこれに入れて持ち帰ると、購入金額が5パーセント引きとなる仕組みです。ナップサックのみ手元に残し、ダッフルバッグは断捨離しました。

さて、持ち帰った商品は……。


なんだこれは。ノコギリか。


カバーを外すと、鋭い切っ先があらわれます。


おっ、トンカチが付いています。


グリップが刻まれています。


凝ったギミックが付いています。


付属品がインシュロックでくくりつけられています。

ただのトンカチにしてはお高い気がします。

ペツル(PETZL)のアイスハンマー「ガリー(GULLY)ハンマー」

スミマセン。もったいつけ過ぎました。ペツルの「ガリー」です。アッズタイプとハンマータイプの2種類があります。もちろんハンマータイプを買いました。

シャフトの長さは45cmで重量は290gです。


付属品は、六角レンチと取扱説明書です。


クライミング・テクノロジーの「アルパインツアー」と並べてみました。うーむ、雪壁をダブルアックスで登るためのサブのピッケルとしては「ガリー」で十分かもしれません。せっかく買った「アルパインツアー」の立場はどうなるんだ。

マジックマウンテンの「アックスヘッドカバー」


マジックマウンテンの「アックスヘッドカバー」を同時に買いました。ハンマータイプ専用の商品は見当たらないので、アッズタイプを流用します。


樹脂製のカバーより軽くて安価です。


ハンマー側から先に差し込み、ベルクロで留めます。

カモシカスポーツは決算セール中


領収書の写真です。決算セール中でした。15パーセント(2,543円)引きは嬉しい。

冬登攀具」の文字がカッコいい。ペグを打つんですけどね。いやいや、きっと雪壁でも使います。


レジで特別割引のハガキをくれました。8日間限定で20パーセント引き!

そう言えば、会員になったあと引っ越ししました。それでこうしたセールのハガキが届かなくなったようです。あらためて住所を登録させてもらいました。

その他の購入候補

ペツルの「ガリー」以外にも、ロックテリクスの「ゴルジュハンマー」と「ゴルジュライト」を購入候補として検討しました。氷雪用ではありませんが、草付きや雪渓によく効くとされています。カモシカスポーツ高田馬場店には3製品とも置いてありました。

全長と重量は次の通り。「ガリー」がいかに軽量かわかります。

製品 全長 重量
ペツルの「ガリー」 45cm 290g
ロックテリクスの「ゴルジュハンマー」 38cm 530g
ロックテリクスの「ゴルジュライト」 30cm 390g

ピッケル代わりに単体で使えるか

残雪の白馬岳」でピッケル代わりに単体で使いました。

残雪の白馬岳をカジュアルに登る【登頂編】2018年3月27日
天狗原夜明けに出発しました。スノーシューの機動力を生かすつもりですが、気温が低い時間帯、しかも急登なので、まずはアイゼンを装着しました。乗鞍岳やや南寄りにルートミスした大斜面の真ん中を登っていきました。が、最後の急登を避けてやや左に寄ったた

ゆるやかな雪稜が主体なら、トレッキングポールと「ガリー」の併用で十分対応可能です。

もちろん、ダブルアックス登攀の片割れとしても利用できます。「残雪の利尻山」では、当初バリエーションルートを登るつもりでしたので、「アルパインツアー」といっしょに携行しました。(結局、一般ルートから登ったので、「ガリー」は宿に置いていきました)

残雪の利尻山をカジュアルに登る【登頂編】2018年4月19日
作戦ミス東稜の難所が気にかかるせいか寝付かれませんでした。ほとんど寝た気がしないうちに窓の外が明るくなりました。この時期、4時半にはヘッドランプなしで問題なく行動できるくらい明るい。5時半に車で迎えに来てもらい、6時前にはヤムナイ川を横断す

変更履歴

  • 初公開(2018年3月3日)
  • 「その他の候補」「ピッケル代わりに単体で使えるか」を追加しました。(2018年5月1日)
登山装備
Kamiyama Online

コメント