白馬岳

登山用品

登山オーバーミトン~白馬岳で吹き飛ばされた

自分が過去に経験したなかで最大級の強風。予期せぬ突風が脇に挟んだオーバー手袋を吹き飛ばしました。それはもう追いかける気が起きないほど一瞬で視界から消えました。
活動記録

残雪の白馬岳で僕の心はもう街に向かっていた

私は湿った寝袋の中でぐったりとしていた。「下山しよう。そして列車の中でゆったりと眠るのだ」明け方、最後のコーヒーのためにお湯を沸かしているとき、とうとう火が消えた。私の心はもう街に向かっていた。こうして決断を引き延ばしているのは、一抹の不甲斐なさを感じているからだ。
活動記録

残雪の白馬岳を24年後に登る【下山編】2018年3月27日~28日

まだ明けきらぬ「ホテル天狗原」。ポールが一箇所ひん曲がっています。このテントを買ってから20年以上が立ちました。「天狗原に泊まることはもうないかもしれない。このコースを登るのは最後かもしれない」またいつか来る日のために、気楽に「再見」。
活動記録

残雪の白馬岳を24年後に登る【登頂編】2018年3月27日

葛藤は続いています。風が強い、とか、ガスってきた、とかネガティブな要素があれば、ここで折り返していたと思います。が、しかし、今日の一日は、晴天が約束されています。引き返す理由が見つかりません。
活動記録

残雪の白馬岳を24年後に登る【入山編】2018年3月26日

よもや雪山テント泊の装備を背負って、この栂池ゴンドラリフト「イヴ」に再び乗り込む日が訪れようとは考えもしませんでした。前回訪れたのは24年前です。
活動記録

ぐうたら登山隊と風雪のビヴァーク

すっかり暗くなりました。これ以上動き回るのは危険です。吹きさらしの稜線で、ケルンに腰掛けて、ツェルトをかぶりました。「風雪にとじこめられても、二泊はもつだろう。でも、三泊目はないかな」なんて考えました。