Naturehikeのダウンパンツ、ぶっちゃけどうなの?

Naturehikeのダウンパンツを購入しました。

2010年に設立したNaturehike(ネイチャーハイク)は、高い技術力をベースに、テントからスリーピングバッグ、アウトドアファニチャーまで、幅広い製品作りを行なっている総合アウトドアブランドです。

ネットで評判が良いこの製品、ぶっちゃけ登山で通用するの? 詳細な写真をまじえてレビューします。

購入を検討中の方はご参考になさってください。

開封の儀

Amazonで注文し、2日後に受け取りました。包装を解くと、こんな感じで商品が入っています。

スタッフバッグの表記

スタッフバッグの底には「Naturehike GOOSDOWN 800FP L」(LはLサイズの意)と記載されています。ダウン(羽毛)の膨らむ力をあらわす「800FP」という数字、はたして本当でしょうか。

品質表示

仕様

付属の紙タグには、封入された羽毛の重量は「88g」と記載されています。

YKK製ファスナーとダウンのサンプル

フロントファスナーは信頼のYKK製。これ大事。安手な商品で最初に壊れやすいのがファスナーです。透明なパックにダウンらしき中綿のサンプルが入っています。うーむ、これは本物でしょうか。

腰回り

腰回りの作りはいたって普通です。フロントファスナーは男性陣には必須。スナップボタンで留めて、ドローコードで腰回りのサイズを調整します。

洗濯タグ

腰の後ろのタグに国別サイズや洗濯の仕方が記載されています。

ENってどこ?(たぶんイギリス) DE(ドイツ)やFR(フランス)やRU(ロシア)がアジア圏と同じ「L」なのは不可解です。

裾に調整用のドローコードやベルクロの類はありません。

写真には映っていませんが、……と言うより、ないモノは映しようがないですが、ポケットの類はありません。

Nangaのダウンパンツと比較

実はすでにNangaのダウンパンツを所有しています。2012年9月に10,381円 (税別)で購入しました。仕様は以下の通りです。

●表生地:20dnナイロンリップシレ撥水加工
●裏生地:20dnナイロンタフタシレ撥水加工
●羽毛:STDホワイトダックダウン80-20%
●羽毛量:50g
●平均重量:約215g
●収納サイズ:直径8×20cm
●フィルパワー:650FP
●付属品:収納袋
●右側お尻部ポケット付き
●ナンガ織ネーム付き
●生産国:日本(MADE IN MAIBARA)
●適応サイズ(単位/cm):S(ウエスト73cm、股下72cm)、M(ウエスト77cm、股下74cm)、L(ウエスト81cm、股下76cm)、XL(ウエスト85cm、股下78cm)

もっと厚手のダウンパンツが欲しいな~と漠然と思っていたとき、AmazonでNaturehikeの格安ダウンパンツを見かけて衝動買いした次第です。

いざ商品が届いて、重量を比較したらほぼ同じだったので愕然としました。これは完全に自分のミス。ちゃんと調べてから注文すべきでした。

ちょうど良い機会ですから、登山用のダウン製品で定評のあるNangaと、格安アウトドア用品で台頭するNaturehikeを比較してみましょう。

サイズ感、ボリューム感はほぼ同じ

Amazonのレビューでは「丈が短い」という指摘が見受けられます。ロットによる差があるかもしれません。私の手元に届いた商品をNanga(同じLサイズ)と比較すると、ほぼ同じサイズ感、ボリューム感です。

表生地がやや厚い

表生地はNangaと同じ20デニールとされていますが、やや厚手に感じます。光沢が抑えられて、やや硬めの触感だからでしょうか。

伸縮性が劣る

無造作に足を通して体育座りすると、Naturehikeは裾から下のトレッキングパンツの裾がはみ出すことが多い。平置きしたときのサイズ感はほぼ同じですが、伸縮性が劣っているためこうなるようです。「丈が短い」という指摘はここから来るのでしょう。

収納性はほぼ同じ

スタッフバッグに収納した状態を比較してみました。Naturehikeの袋は大きめ(11g)でゆったり。Nangaの袋は小さめ(9g)できつきつに押し込む必要があります。

試しにNaturehikeのダウンパンツをNangaの袋に詰めてみたところ、やや窮屈ながらも押し込むことができました。そもそも若干重いですから当然と言えば当然です。収納性の高さ(高品質なダウンは使用時は大きく膨らみ、収納時はコンパクトになる)は同等と言ってよさそうです。

しかし、私個人の体感では外観や数字だけでは割り切れない差を感じます。

私個人の体感

Nangaの羽毛は650フィルパワー×50g。Naturehikeの羽毛は800フィルパワー×88g。

数字のうえではNaturehikeのほうが保温性に優れているはずですが、私個人の体感ではNangaのほうが暖かい。羽毛特有の「体温を速やかに蓄えて膨らむ」感覚があります。

もしかすると表生地の伸縮性の差が、羽毛の膨らみ方に影響しているのかもしれません。

どちらを雪山テント泊に携行するか? やはり私はNangaを持って行きます。

まとめ

せっかく買ったのに登山では出番がありません。

下半身の保温性を増強するために、両方持って行って重ね履きすれば活用できるかも……。試しに重ね着してみたところ、内側のダウンパンツが圧迫されて膨らみが悪く、効果をあまり感じませんでした。重ね着を前提とするなら、上に着るのはワンサイズ大きめにしたほうが良いです。

雪山テント泊など厳しい条件で使うなら、目先の安価さに惑わされずNangaを選択することをおすすめします。もっとゆるい条件で、コストパフォーマンスを重視するなら、もちろんNaturehikeも悪い選択ではありません。

私は当面、冬場の部屋着として利用するつもりです。

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