ミズノのウエーブアドベンチャーで高尾山に登る

ゴアテックスサラウンドが欲しい

GORE-TEX SURROUND® Footwear (15")

ゴアテックスサラウンドが日本に上陸したのは2014年3月です。

日本で最初にアウトドア向けに商品化されたローカットないしミッドカットの靴といえば、スポルティバのシンセシスザンバラン エアラウンドGTあたりでしょう。

初物の値段はお高く、軽く2万円5千円越えでした。

フリークライミングやボルダリングに傾倒していた当時、一日の終わりに足の蒸れや火照りに悩まされました。足汗をかきやすい性質ではありませんが、キツいクライミングシューズを一日中履いたあとは、やはり足が熱をもちます。真冬でもサンダル持参で、帰りの電車やクルマのなかで履き替えたくらいです。

ゴアテックスサラウンドならサンダルに履き替えなくても過ごせるのではないか

岩登りの最中はクライミングシューズとアプローチシューズを頻繁に履き替えるので、クイックレース式のシンセシスは特に垂涎の的でした。

伏兵:ミズノのウエーブアドベンチャーBR

インターネットでゴアテックスサラウンドの靴を物色していると、ミズノの「ウエーブアドベンチャーBR」がアンテナに引っかかってきました。

“ハイキング・アウトドアウォーキング”向けで、ソールは天下のビブラム。アプローチシューズとして文句ありません。

なんとAmazonで税込み、配送料込みで8,461円で入手できました(2016年9月)。なぜそんな安値だったのかわかりません。

現在は定価18,360円から25%引きの13,843円です。

外観や使い勝手など

全体像

シューレースをサロモンのクイックレースに替えた

シューレースをサロモンのクイックレースに替えました。これで「シンセシス」もどきになりました。

ただし、靴紐の穴がアッパーの合皮?に穴をあけただけなので、サロモンのトレイルランニングシューズのようにシュッとひと引きで全体を締めることはできません。しっかり締めるには一段ずつ指でたぐる必要があります。それだとクイックレースのメリットが半減しますが、ちょっとコンビニまで、なんてときにはやはり便利です。ギリギリ足を出し入れできるくらいに締めておくと、サンダルモードで利用できます。冬場、ビジネスカジュアルのオフィスではコレを履くことが多いです。(夏場はまた別の靴がありまして……)

サイズ感

サイズ感はごく普通です。私はたいていの靴(ジョギングシューズから登山靴まで)で26.5cmを選択しますが、「ウエーブアドベンチャー」もそれでピッタリでした。

つま先

くるぶし

「GOTE-TEX SURROUND」のタグが燦然と輝いています。

Amazonで「くるぶしに当たる」という評価が見受けられます。

タンやくるぶし回りのクッションが厚めになっているせいでしょうか。言われてみればそんな気がします。フリークライミングやボルダリングの岩場ではせいぜい小一時間のアプローチなので気になりませんでした。

ソールの灰色の部分は柔らかい

ソールはビブラムですが、謎の灰色の材質とハイブリッド仕様です。灰色の部分は柔らかく、指で押すとプヨプヨしています。リッジレストのウレタンマットを硬くしたような感触です。クッション性の向上に寄与しているようですが、登山道で尖った石をガンガン踏むと、傷みやすそうです。やはり都会のアスファルトや、軽いハイキング程度を想定しているのでしょう。トレイルランニングは無理ですよ。

ソックス

ソックスはモンベルの「メリノウール アーガイル ソックス」を合わせます。

【モンベル】メリノウール アーガイル ソックス
上質なメリノウールを使用し、優れた保温性を備えたソックスです。ストレッチ性に優れ、通勤や通学などに最適です。落ち着いたアーガイル柄を採用しています。

このソックス、重量35gと薄手です。メリノウール製でここまで軽量で入手しやすい商品はなかなか見つかりません。普段履きのソックスはこれで統一してもいいくらいです。

残雪の高尾山で履いてみた


高尾山にやってきました。くだんの滑落現場(苦笑)をコレで歩いてみようと思います。

はたして柔らかめのビブラムなら滑らないでしょうか。

雪の高尾山で滑落した
滑落はしましたが、転倒はしませんでした。という、ややこしいお話です。 1月22日に関東甲信地方を中心に大雪 週末の1月27日(土)、1月28日(日)には、大勢が雪の高尾山を楽しんだことでしょう。 ITAGAKI.TVさんの...


やはり登山道よりは、街中の舗装道が合っている気がしなくもありません。


稲荷山尾根の危険箇所はすっかり雪がなくなっていました。


6号路との合流地点から山頂までの登山道は、長年踏まれて凹状になっている箇所があります。雨や雪のあとは泥沼になります。2016年2月の大雪のあとでしたか、溶けては凍り、溶けては凍り、なかなか乾きません。やがて筵(ムシロ)が敷き詰められました。私が知らないだけで、他の年も降雪後はそうしていたのかもしれません。筵は泥ハネを防止し、かつ水分を吸い上げて蒸発しやすくする効果があるようです。生活の知恵ですね。その後、筵はしだいに分解して、土に還り、跡形もなくなったのですが、このたびまたお目見えしました。


山頂は一部にシャーベット状の雪が残っているだけでした。


頂上標識の前には記念撮影の人たちが引きも切らず。本物の山頂(三角点)は少し離れた場所に地味に存在するんですけどね。


1号路の危険個所は雪掻きされていました。先日、見かけたスコップを持ったレンジャー?の方がまさにその作業をされたのかもしれません。

雪の高尾山、危険箇所を再訪した
稲荷山尾根の危険箇所 稲荷山尾根の登山口 雪を求めて訪れる人が引きも切らず。 登山口からしばらく手すり付きの階段が続きます。 雪と泥が混じって、茶色のシャーベットになっている場所がありました。 モンベル...


これなら安心。けれど子供たちはあえて雪の上を歩いて、親に叱られたりしていました。

さて、ウエーブアドベンチャーはどうだったか。

柔らかいビブラムでも滑るもんは滑る

という結論が出ました。

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