カモシカスポーツのアイゼンケース、いいね

先日の甲斐駒ヶ岳でアイゼンケースを紛失しました。たぶん五合目で突風に吹き飛ばされたか、雪に埋もれたか、どちらかです。30年間以上の愛着の品とお別れです。

それに気づいたのは、下山して、アイゼンをはずして、ザックに収納しようとしたとき。さて、どうしたものか。いつもザックのいちばん上に詰める銀マットにくるむことにしました。この銀マットは100均(キャンドウ)で買った安物なので、すこしくらい痛んでも気になりません。

やってみると、特に支障なし。左右のアイゼンの刃を向かい合わせにして重ねれば、貫通することはありません。前刃は水平方向に突き出しますが、よほど荷重がかからなければ大丈夫。多少の雪濡れは銀マットのウレタンが吸ってくれそうです。

思わぬ軽量化ができたわい」と自分を納得させながらも、登山用品店に立ち寄るたび、後継者選びに余念がありませんでした。

アイゼンケースの後継候補

感情的な選択

ICI アイゼンケース

紛失したアイゼンケースの正当な後継者です。

ライペン スタンダードアイゼンケース

こちらはライペン(アライテント)ブランドですが、ICI商品のOEM元だと思われます。

グリベル クランポンセーフ

アイゼンのブランドと一致する以外はあまり利点を感じませんでした。

豪華志向

海外メーカーの製品は必ずといっていいほどメッシュ面が存在します。アイゼンに付着する雪がサラサラしているので、昇華しやすくしてあるのでしょうか。生地が厚く、嵩張りますが、重量は意外と軽く150g前後です。

ブラックダイヤモンド クランポンバッグ

ペツル ファキール

デイジーチェーン付き

日本の湿雪で使うなら、メッシュじゃないほうがいい。そして、デイジーチェーン付きでザックに外付けしやすいほうがいい。いちばん軽量なモンベル製に決めかけたのですが……。

モンベル クランポンケース L ブラック BK

イスカ アイゼンケース

マウンテンダックス アイゼンケース

伏兵:カモシカスポーツのアイゼンケース

2018年3月、カモシカスポーツ本店(高田馬場)に立ち寄ったところ、こんなオリジナル商品を見つけました。

前面

素材: 210Dナイロン
サイズ: マチ幅×横幅×長さ 9cm×14.5cm×28cm

カラーはネイビー(青)、バーガンディー(赤)、グリーン(緑)から選択できます。ネイビーを購入しました。

背面

6段のデイジーチェーン付きです。

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サイズ感

グリベルのアイゼンと並べてみました。グリベルのアイゼンにはジョイント部にかぶせるアコーディオン状のアンチボット(雪除け)が付属します。それを装着すると短くたたむことができず、このケースには入りきらないでしょう。

開口部

重量

重量は108gと軽量です。

ザックのサイドポケットとして

デイジーチェーンが同じ面に2列あるため、ザックのサイドコンプレッションストラップを通せば安定して装着でき、外観はほぼサイドポケットとなります。

ただし、色味が合うかどうかが問題。カモシカスポーツさん、ぜひグレイやブラックを商品化してください。

後継商品

本製品は販売終了となりました。

2021年10月、軽量で強度が高いX-PACを使用したアイゼンケースが登場しました。

モンベルのバックパック用のオプション「サイドポケット」がアイゼンケースにもなり、汎用のスタッフバッグにもなるという記事はこちらです。

モンベルのサイドポケットが優秀な件【アイゼンケース代用】
山用のザック(リュックサック、バックパック)にはサイドポケットがあるほうが断然便利です。ここで言うサイドポケットとは、フタもファスナーもないポケットのことではありません。今風のザックにはよくそんなポケット(メッシュ製だったり、マチ付きだったり)を備えていますが、それはワンドポケット(wand=杖の意)と呼ぶほうがふさわしいです。
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