ダイソーの500円モバイルバッテリー(4,000mAh)が凄い

ダイソーがまた凄いモバイルバッテリーを売り出しました。

なんと容量4,000mAhで価格が500円です。

数年前に容量2,000mAhで価格が300円という商品を出して評判になりましたが、さらにコストパフォーマンスが高い。

店頭にはファンシーなパッケージとシックなパッケージが展示されていました。同等品のようです。シックなほうを選びました。

開封の儀

外装

同梱物

本体とUSBケーブル

インターフェースはごく標準的です。

裏面にスペックが刻印されています。

  • Model No:P206
  • Capacity:4000mAh
  • Rated capacity:2480mAh(5V/1A TYP)
  • Rated energy:14.8Wh/3.7V
  • Micro input:DC 5V=1A
  • USB Output:DC5V=1A

取扱説明書

放電性能テスト(LEDライト)

いつもの放電容量テスト。電流電圧テスターをはさんで、セリアの電球型USBライトをつけっばなしにし、消灯するまでの積算電流を計測します。

テスターはいつものコイツです。

4回テストした結果は以下の通りです。

積算電流 通電時間
1回目 2,684mAh 005:58:00
2回目 2,664mAh 006:14:00
3回目 2,658mAh 006:35:00
4回目 2,707mAh 005:19:00
平均 約2,678mAh 約006:01:00

本体に記載されている定格容量(Rated capacity)=2,480mAhを上回る結果でした。容量(Capacity)=4,000mAhの60%を超えています。モバイルバッテリーのごく標準的な放電効率を達成しています。

3回目の積算電流が小さいのは、たまたま時間がなくて、本機をThruNite C2(出力:最大3A)で充電したためだと思われます。4回目は電源タップ付属のUSB端子(出力:最大1A)で充電したところ、最大値となりました。

旧モデルとの重量比較

過去に購入したダイソーのモバイルバッテリー「G200」「T362」と容量、重量を比較してみました。

本体のサイズを100均のノギスで計測したところ、縦92.5mm×横63.5mm×厚さ14.0mmでした。

参考までに、こちらが過去のレビュー記事です。

ダイソーの500円モバイルバッテリー新旧対決
ダイソーの500円モバイルバッテリーに新モデルが登場。旧モデルはパッケージを新装して併売。いちばん気になる蓄電容量は3,000mAhと同等。放電性能をテストしたところ、公称値にいつわりはなく、ごく標準的な数字を叩き出しました。

まとめ

最近のスマホのバッテリー容量は3,000mAhあたりが標準的で、4,000mAh以上を搭載する機種も少なくありません。モバイルバッテリーも4,000mAh(実質、約2,400mAh)くらいあったほうが心強いです。

耐久性や信頼性を優先するなら、有名メーカーのモバイルバッテリーを選択したほうがよい。しかし、出先で急場をしのぎたいときなどダイソーの500円モバイルバッテリーが有力な選択肢となります。初期性能は申し分なく、あえて指名買いしても損はありません。

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