kamiyama

登山用品

メリノウールソックスのライフハック

メリノウールソックスの踵が擦り切れ、爪先に穴が空いたからといって、すぐにゴミ箱へ放り込むのは早計かもしれません。吸湿性、保温性、そして難燃性。素材としてのウールが持つポテンシャルは、単なる「履物」という枠には収まりきらないからです。ある時は...
登山用品

羊たちの黄昏、あるいはメリノウールソックスの寿命について

靴下はいずれ擦り切れるものです。どれほど高価な一足であっても、歩いた距離の分だけ確実に物理的な限界へと近づいていく。それは避けることのできない事実です。しかし、その「役目の終え方」には、驚くほどブランドの個性が表れます。あるものは静かに薄く...
登山用品

ダーンタフのメリノウールソックスは資本主義のバグである

登山者にとって、靴下の消耗は避けられないコストです。しかし、その資本主義のルールを無視するような、バグめいた存在があります。その名は「Darn Tough(ダーンタフ)」。「生涯保証」という驚異のシステムを持つこのブランドについて語ります。...
登山用品

スノーボーダーの常識、AIRHOLEで「呼吸」をデザインせよ

「山において視界を失うことは、すなわち世界を失うことである」どれほど高機能なハードシェルを纏っていても、足元のアイゼンが鋭く研ぎ澄まされていても、ゴーグルが曇ってしまえば、私たちは雪山の中で無力です。読者の皆さんも、幾度となく「曇り」と戦っ...
登山用品

「沈まぬ足枷」雪山装備の最難関・スノーシューvsワカン

日本の雪山登山において、永遠の難問とも言える「ワカンとスノーシュー、どっちを選ぶべきか」問題。足元を拘束し重量を増やすこれらギアは、一歩間違えればただの「重り」ですが、状況にマッチすればラッセル地獄から救ってくれる最強の「味方」となります。...
登山用品

私、木製ワカンの味方です

ハイテク素材が支配する現代の雪山において、あえて天然素材の「木製ワカン(立山かんじき等)」をザックに忍ばせる。それは単なる懐古趣味でも、ベテランの奇をてらったファッションでもありません。そこには、アルミやプラスチックが逆立ちしても敵わない、...
登山用品

君は胸衝くラッセルを体験したか

自分の吐く息でゴーグルが曇り、視界が真っ白になる。進まない苛立ちに叫び出しそうになり、それでも足を前に出し続ける。「映える」写真など一枚も撮れない。そんな泥臭い(雪臭い)体験を経てはじめて、スノーシューやワカンについて真に語ることができるの...
登山用品

私たちがそれでもモンベルを着る、あまりに人間的な理由

私たちは皆、そのロゴを知っています。日本の険しい稜線でも、のどかなキャンプ場でも、あるいは休日のショッピングモールのフードコートでも。あの「菱形を組み合わせたMの字」を見かけない日はありません。株式会社モンベル。日本が世界に誇るアウトドア界...
登山用品

ゴアテックスのテントが市場から消えた。そしてゴアテックス自体が消えゆく

かつて、日本の山岳シーン、とりわけ北アルプスの涸沢カールや剱沢の野営場において、ある種の「権威」として君臨した布がありました。目に痛いほどの鮮やかな黄色や水色の発色、そして触れれば「バリバリ」「ゴワゴワ」と独特の音を立てるその幕体。そう、ゴ...
登山用品

雪山におけるオーバーシューズの歴史とロングスパッツ(ゲイター)の立ち位置

オーバーシューズの歴史「革と脂」から「ゴムの要塞」へかつての重厚な革靴は、雪解け水を吸い、夜には氷の塊と化す欠陥を抱えていました。その救世主として1970年代に現れたのが、「スーパーゲイター」やBerghaus(バーグハウス)の「Yeti(...
スポンサーリンク