八ヶ岳・横岳西面の展望図を作ってみた

八ヶ岳・横岳西面の展望図を作ってみました。(☞ヤマケイオンライン地図

横岳には名前が付けられた小ピークが連なっています。

  • 奥ノ院(おくのいん)
  • 無名峰
  • 三叉峰(さんしゃほう)
  • 石尊峰(せきそんほう)
  • 鉾岳(ほこたけ)
  • 日ノ岳(ひのたけ)
  • 二十三夜峰(にじゅうさんやほう)

赤岳鉱泉や行者小屋から見上げるたび、ギザギザの稜線のどこがどのピークなのか頭を悩まします。過去に稜線を歩いたときはガスか吹雪のなかで展望は望めませんでした。さすがに最高地点の「奥ノ院」には「横岳」の標識が立っているのでわかりますが、他のピークはただの通過地点としか認識していませんでした。ましてや下から展望したときの位置関係はあいまいです。

2021年10月初頭、横岳の稜線を晴天下に歩く機会がありました。その結果、私なりの展望図を作成できましたので紹介します。もし勘違いがありましたらご指摘いただけると幸いです。

八ヶ岳・横岳西面の展望図(結論)

赤岳鉱泉、行者小屋、中山乗越展望台の3箇所からの展望図はズバリ以下の通りです。

赤岳鉱泉より横岳展望

奥ノ院から赤岳鉱泉を見下ろすと、ちょうど小同心に隠れて見えませんでした。

行者小屋より横岳展望

鉾岳は日ノ岳の左肩に重なって判別しにくいです。(※この写真は別の時期に撮影したものです。)

中山乗越展望台より横岳展望

中山乗越展望台からは全てのピークを特定できます。(※二十三夜峰は画角に収まっていません)

八ヶ岳・横岳西面の展望図(検証)

正確には台座ノ頭付近。三叉峰、無名峰、奥ノ院が並んでいます。遠くに富士山。

奥ノ院の北側は切り立っています。鎖場を登っている人が映り込んでいます。

奥ノ院から赤岳鉱泉を確認しようとしましたが、ちょうど小同心に隠れて見えませんでした。どうりで赤岳鉱泉から奥ノ院を特定できなかったわけです。

奥ノ院の狭い山頂には人が多かったので、無名峰寄りで休憩しました。

無名峰から南方向を望むと、三叉峰、石尊峰、鉾岳、日ノ岳を判別できます。もちろん最奥は赤岳です。

鉾岳西側の巻き道に人が見えました。

三叉峰より奥ノ院を振り返りました。

三叉峰直下にある標識から杣添尾根を見下ろしました。

三叉峰の東側を巻いたあと、切り立った南面を振り返りました。赤岳鉱泉や行者小屋から見上げると、三叉峰は奥まっていて判別しにくいですが、左下に映った背丈くらいの三角形の岩が目印となります。

三叉峰~石尊峰の巻き道にはしっかりした鎖が設置されています。

石尊峰より三叉峰を振り返りました。あいだに顕著な小ピークが2つあります。1つ目は東側を巻きます。2つ目は東側と西側の両方に巻き道があります。

石尊峰より鉾岳、日ノ岳を望みました。

石尊峰の頂上には「大権現」と刻まれた石板があります。

鉾岳の巻き道から石尊峰を振り返りました。下り口の鎖場に人が映り込んでいます。

鉾岳の巻き道は支尾根を大きく迂回します。

日ノ岳より鉾岳を振り返りました。巻き道は、日陰になっているフェースの左下から這い上がってきます。

日ノ岳最高地点は植生保護のロープで立ち入れませんでした。

日ノ岳からガレとザレの道を大きく下ります。二十三夜峰のトンガリが見えています。

日ノ岳南側の大下りを振り返りました。

地蔵尾根の下りから横岳を振り返りました。

まとめ

この記事の展望図を頭に入れておけば、赤岳鉱泉や行者小屋から確信をもって横岳の稜線を眺めることができます。

小一時間も飽きずに横岳を見上げて、感慨深げな顔をしている登山者を見かけたら、それは私かもしれません。

四方山話
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