ヴァーテックスのスーパーカンジキSTD(2018年モデル)レビュー

「山と溪谷 2018年2月号」の「山岳装備大全 第23回 スノーシュー」で、ヴァーテックス(VERTEX)社のスーパーカンジキ(SUPER KANJIKI)STDが取り上げられました。

Amazonのレビューでは、“浮力はワカン < これ < スノーシュー”という評価が見受けられます。アイゼンとの併用はできませんが、軽量で浮力が大きいのは魅力的です。ポチりました。

開封の儀

白い箱

ラベル

内容物

取扱説明書

ヴァーテックスのホームページにある取扱説明書は現時点では古いですが、カラーなので見やすいです。

本体上面

本体底面

スパイクのクローズアップ

ヴァーテックス社のホームページにある商品紹介には

滑り止めツメの部分は2mmΦのステンレススパイクを7本装備し、10mm厚の氷板も8kgの荷重で破壊します。

とあります。

ストラップ

カムバックルは、旧モデルでは2回仮留めするタイプだったようです。

私が購入した2018年モデル(?)ではテープ受け(スリット)にストラップを通すタイプに変更されていました。

製造元

カカトの後ろ側には「TokyoKasetsuKizaiCo.Ltd.」と刻印されています。

組み立てと装着

ストラップを組み立てる

ストラップを本体のホール(スリット)に通すだけです。

フロントストラップ取り付け方法

  1. 尾錠が進行方向外側になるように置きます。
  2. テープを外側ホール外側より通し、靴の上を通り内側
    ホールに通します。
  3. テープを折り返し尾錠に固定します。

リアストラップの取り付け方法

  1. 尾錠が進行方向外側になるよう置きます。
  2. テープを外側ホール内側より通し、ヒール受けの外側
    を通り内側ホールを通します。
  3. 靴の上を回し尾錠にて固定します。

フロントストラップ(つま先側)は靴の上に二重に通すようです。

シンプルな構造なので、他のストラップに交換するのは簡単です。

登山靴に装着する

取扱説明書には、“ストラップの緩み解消法”として、

  1. 尾錠を通した後、半ひねりしてテープ受けに通す。
  2. テープの残り部分を縛り付ける。

と記載されています。

根本的な失敗

このスーパーカンジキは最大適用靴サイズ(外寸)が29cmとなっています。

「私の登山靴(LOWAのCEVEDALE)は8.5インチ(26.5cm)だから大丈夫」

と油断していたら、靴の外寸って思ったより大きいですね。爪先がスーパーカンジキの前部に乗ってしまいます。ガーン。

本来は内側に収まって、靴底がのっているプレートのしなりで雪面の傾斜を吸収しなくてはならないのでしょう。

せっかく買ったので、一度は実戦投入してみます。

その他、一般的なワカンやスノーシューについては、こちらの記事をご覧ください。

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