丹沢、塔ノ岳・大倉尾根をワンピッチで登る

「ワンピッチ」というこだわり

この「バカ尾根」を登るときには「ワンピッチ」というこだわりがあります。

塔ノ岳に初めて登ったのは1984年。そのときは大山から塔ノ岳まで縦走してきて、日没と競争するように大倉尾根をワンピッチで下山しました。その後も、同行者がいるとき以外は必ずワンピッチで登りました。

ひとり丹沢ボッカ駅伝

歩荷訓練で35kgの砂袋を担いでいてもワンピッチで登りました。ひとり丹沢ボッカ駅伝です。

軽荷で大倉尾根を登り、塔ノ岳山頂を素通りして、表尾根を縦走して、蓑毛のバス停までノンストップで歩いたこともありました。

登山熱が再発して、足腰の調子を上げていきながら、折りにふれてこの「バカ尾根」のことが頭に浮かんできました。

「昔のようにワンピッチで快調に登りたい。しかし生半可な調子で出かけると、悲惨な目に会うぞ」

決戦の日、2017年11月21日

天候や体調をうかがいながら、ついにその日がやってきました。

疲労を最小限におさえる巡航速度だと時間がかかりすぎるので、巡航速度プラスアルファ(当社比)のペースで歩きました。大倉のバス停から塔ノ岳山頂まで、2時間17分かかりました。前半は快調でしたが、後半はぐっと足が重くなりました。ややスローペースとはいえ、さすがに2時間は切るだろうと楽観していたので、少々ショックでした。

前回、プチ登山熱が発症した2002年にはトレーニングモードで最小限の荷物を担いで1時間45分でした。今回は頂上でのんびりするつもりで水分、食糧、ジェットボイル、防寒着など多めに担いだので、その影響もあるはずです。そう思いたい。次回はもう少しペースを上げます。

山頂では手がかじかんだ

富士山を眺望する西斜面はすこし風があり寒かったので、東斜面側で昼食をとりました。ジェットボイルに着火しようとライターを使用したのですが、その手がかじかんでおぼつかない感じがありました。降水確率0㌫のド快晴で、終日0℃を超えなかったようです。

紅葉はこれからか

ところどころで鮮やかな紅葉を見ることができました。

Youtube動画にしてみた

なんの変哲もない動画です。行程の大部分が樹林帯で変化に乏しいので、ところどころ現れる山小屋を画面に収めたり、木の階段を登る先行者を見上げたり、後続者を見下ろしたり。行程の後半でやっと富士山を展望できます。登り詰めて、頂上の同心円状に配置された木の段が見えてくるあたりがハイライトです。単独行だと同行者との掛け合いがないので余計そうなります。

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