お洒落なテントペグ、MSR フック ステイク

無雪期のテントペグとして、MSRの「Hook Tent Stake」を愛用しています。

MSRのペグといえば「グラウンドホグ ステイク」「ダート ステイク」「カーボンコア ステイク」「サイクロン ステイク」「ニードル ステイク」「ブリザード ステイク」が登山用品店の棚を占領していますが、この「フック ステイク」はめったに見かけません。

MSRのコーポレートカラーである赤がとてもクールです。

V型ペグやY型ペグに不満があった

過去にはピンペグやプラスチックのペグを使っていました。

ピンペグ

モンベルのムーンライトテントに付属していました。ヘッドが環になっているタイプです。

プラスチックのペグ

ゴアライトに付属していました。固い地面には打ち込めませんが、そうした環境ではたいてい石がゴロゴロしているので、スノーペグのようにアンカーとして石の下敷きにしました。やがて、「石を使うなら、張り綱を巻き付ければいいじゃないか」と気づき、断捨離しました。

Vペグ、Yペグ

ウルトラライトの流行に乗って、コンパクトなアルミ製のV型ペグやY型ペグで置き換えました。

しかしV型ペグやY型ペグはエッジが多いため、素手で地面に押し込んだり引き抜いたりするのは危険です。エッジが指に刺さります。その割には張り綱をひっかけるくぼみは最小限で、風でたわんだ拍子にはずれそうで心配です。なんだよこれ。ペグを見直そうと決意しました。

そうして見つけたのが、MSRの「フック ステイク(Hook Stake)」です。

MSR フック ステイクのクローズアップ

ヘッド部

先端

刻印

MOUNTAIN SAFETY RESEARCH」の文字が見えます。この頭文字がMSRです。

快適な使い心地

素手で大まかに差し込む

靴で踏みつける

地面が固い場合には、踵をガンガン打ち込みます。それでもダメなときはそのへんに転がっている石などで打ち付けますが、ヘッドに傷がつくのがもったいない気がします。

張り綱はしっかりと掛かり、素手で引き抜きやすい

北アルプスの表銀座で実際に使ってみた

中房温泉のテント場

地面が固めです。登山靴のつま先で踏みつけると、ヘッドまでしっかり入りました。

大天荘のテント場

地面がかなり固めで、一箇所は石で打ち付けないと入りませんでした。両サイドの張り綱は大きな石に巻き付けました。

槍の肩のテント場

ここはかなり地面が固いです。ペグは使わず、四隅、両サイドのすべてを石に巻き付けました。

まとめ

V型ペグやY型ペグのほうが地面への食いつきが強いですが、北アルプスあたりのよく整備されたテント場では地面が固く、ピンペグがバチ利きします。よく見かけるアルミの色そのままのペグでもいいですが、MSR フック ステイクの赤色なら周囲のテントと差別化できますよ。

残念ながら、2022年のカタログから姿を消しました。

2019年のカタログより引用

雪山テント泊用のペグについてはこちらの記事をご参照ください。

雪山テント泊のペグとスノーアンカー
雪山縦走であれば、ピッケル、ワカン、スノーシュー、トレッキングポール等、テントの固定に利用できる装備には事欠きません。しかし、テントを張りっぱなしにして、山頂を往復する場合、それらの装備を置き去りにするわけにはいきません。別途しっかりしたペグを用意する必要があります。
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