夏山の神サンダル、モンベル「ソックオンサンダル」レビュー

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夏山ではサンダルが欲しくなります。

北アルプスあたりで登山するなら、真夏でも涼しいのでサンダルの必要性をあまり感じません。問題は下山後です。公共交通機関で長時間移動するとき、火照って蒸れ蒸れの足を登山靴につっこんだまま過ごすのは拷問以外のなにものでもありません。

一時的な足置きにするなら、100均の安い作りのサンダルで十分です。

登山サンダルのおすすめとクロックスが苦手な話
昔々、白馬岳から穂高まで2週間ほどかけて縦走し、上高地に下山してきました。登山にサンダルを携行する習慣はありませんでしたが、そのときばかりは欲しくなりました。小梨平キャンプ場の売店で500円で売っていた茶色のサンダル。いや、ゴムゾウリ?を履いて、憧憬の地でリゾートタイムを過ごしました。

先日、上高地の小梨平キャンプ場を100均のサンダルで歩いていたら、よくならされた砂利道なのに、小石が足底に刺さって「痛ッ😫」。……軽量で華奢なソールなので底付きしました。

そこで一念発起して?、モンベルの「ソックオンサンダル」を購入しました。

モンベル独自のS字形状の鼻緒は、可動部分が多く、足を入れていないときぺしゃんこになります。

参考までに、値札の裏と表です。

黒いアウトソールは硬めで、底付きを防いでくれそうです。

Lサイズの重量は実測で275.5g。100均のサンダルの2倍くらいです。

上高地の小梨平キャンプ場(再訪)を歩いたところ、まったく底付きしませんでした。

ソックオンサンダルの良いところは、鼻緒がかんたんに潰れ、ソールが平べったいおかげで、重ねるとぺしゃんこになるところです。

ポリ袋に包み、バックパックの前面パネルの隙間などにするっと挿入できます。100均のサンダルより薄いくらいです。

さて、下山後はサンダルに履き替えて、涼しい足元で公共交通機関を乗り継ぎたいものです。そのとき登山靴はどうする?

シングルウォールテントを愛する筆者は家庭用のポリ袋(45㍑くらい)を靴置き場としています。

このポリ袋に登山靴を包んで、バックパックのいちばん上に収納してしまいます。

登山靴はかなり嵩張るので、バックパックの容量に余裕がなくてはなりません。

登山靴のなかに装備やウェアをねじ込むと、多少は余裕を増やせますし、登山靴の型崩れを防止できます。

こうして登山靴をバックパックに収納してしまえば、サンダル履きで快適に移動できます。

サンダルなんて星の数ほど種類があります。しっかりした作りで、なおかつコンパクトに収納可能なサンダルが欲しいなら、モンベルの「ソックオンサンダル」は良い選択肢です。

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