初冬の西穂高岳でこのレイヤリングが通用した

初冬の西穂高岳を登ったときのレイヤリングを紹介します。

山行の詳細は以下の記事をご参照ください。

登頂前日の「登山天気」

 

予報では気温が-14℃~-11℃、風速が7m~13mです。実際そんなところだったと思います。

「登山天気」については以下の記事をご参照ください。

状況ごとの使用アイテム

以下の状況ごとに使用したアイテムに「〇」を付けました。条件付きで使用したアイテムに「△」を付けました。

  • 西穂高口⇔西穂山荘間(アプローチ)
  • 就寝時
  • 山頂往復

各々のウェアの詳細は「雪山登山ウェア総点検【2019年】」をご参照ください。​

携行したアイテム 写真 西穂高口
西穂山荘
就寝時 山頂往復
上半身 THE NORTH FACE / ロングスリーブホットジップアップ
mont-bell / シャミース プルオーバー
mont-bell / ライトシェルパーカ
Marmot / ザイオンジャケット
下半身 mont-bell / スーパーメリノウール L.W. トランクス
Marmot / ピークアップウォームパンツ  
US(米軍放出品)フリース オーバーオール
FINETRACK / アルマパンツ
頭部 mont-bell / ノースポールキャップ
mont-bell / ネオプレン フェイスバラクラバ
uvex / ゴーグラス
手先 mont-bell / シャミース インナーグローブ △ *1
mont-bell / ウール マウンテングローブ
L.L.Bean / ポーラテックフリース グローブ
mont-bell / トリガーフィンガーオーバーミトン
ショーワグローブ / 防寒テムレス
足回り FITS / Expedition Boot (ソックス)
mont-bell / ベーシックダウンフットウォーマー
mont-bell / GORE-TEXアルパインスパッツ
LOWA / チェベダーレ プロ GT
RIPEN / ブーツカバー
GRIVEL / エアーテック・ニュークラシック △ *2

*1 就寝中、使い捨てカイロのカバーとして使用した。
*2 西穂山荘までの往路はアイゼンを装着しなかった。

補記

  1. アプローチの樹林帯では、上半身はアンダーウェアとライトシェルパーカだけで十分でした。
  2. 山頂往復時、上半身は全て着込んだので暑いときがありましたが、ネオシェル(ザイオンジャケット)の通気性のおかげか蒸れ蒸れにはなりませんでした。
  3. 行動中、下半身はトレッキングパンツとオーバーパンツだけで過ごしました。
  4. フリースのオーバーオールは就寝中だけ着用しました。山頂往復時にザックにしのばせましたが出番はありませんでした。就寝時の保温着専用なら、ダウンパンツのほうが軽量コンパクトですので、このアイテムは二軍落ちしそうです。
  5. 防寒テムレスは優秀でした。気温-10℃、風速10mくらいまではこれだけで通用します。蒸れは感じませんでした(私は手汗をかかないほうです)。他のグローブ類は使いませんでした。
  6. ブーツカバーで四季用ブーツの保温力をアップするつもりでしたが、実験的にあえて使わずに登りました。山頂往復時、歩き始めの1時間は足が冷たかったですが、あとは大丈夫でした。

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