ジェットボイルの選び方

ジェットボイルの主要なスペックと

  • 圧電点火装置(搭載=〇, 非搭載=×)
  • サーモレギュレーター(搭載=〇, 非搭載=×)
  • 価格

をギュッと圧縮して掲載します。

モデルの比較と選択にお役立てください。

ジェットボイルのモデル名には「M」で始まるものが多いので混乱します。この記事では扱いませんが、シングルバーナーのMIGHTYMO(マイティーモ)なんてモデルが存在します。

ジェットボイルの選び方(主要なスペック)

JETBOIL FLASH(フラッシュ)

元祖ジェットボイル。マイナーチェンジして火力が強くなりました。コジーの炎マークが温度の上昇にともないオレンジ色に変わるギミックを継承しています。

JETBOIL ZIP(ジップ)

最廉価モデル。「高所登山では圧電点火装置は付きにくいし、お湯を沸かすだけだからサーモレギュレーターもいらない」という人におすすめ。フリント式ライターを底部のフラックスリングの内側に格納して携行しましょう。

JETBOIL MicroMo(マイクロモ)

圧電点火装置とサーモレギュレーターを搭載しながら、ZIPと同じ重量です。利便性と価格差に納得がいけばこちらを選びましょう。

JETBOIL MiniMO(ミニモ)

凝った料理をしたり、雪を溶かしたりするには、これくらい広口の鍋のほうが使いやすい。金属製のしっかりした取っ手が付いているので持ちやすいです。

JETBOIL SUMO(スモー)

FLASHの高さとMiniMOの広さを備えた多人数用モデルです。クッカーに230g缶と全パーツを収納できます。また、ZIPのセットを丸ごとすっぽり収納できます。

ジェットボイルの選び方(補足)

圧電点火装置は必要か?

圧電点火装置(オートイグナイター)が搭載されていれば、家庭のガスコンロのようにパチッと一押しで火花を飛ばしてガスに着火できます。非搭載なら、別途ライターを携行する必要があります。

圧電点火装置は低温低圧の環境ではうまく火花が飛ばなくなります。標高二千メートルを超えたら不安定になると覚悟しましょう。

不要派 どっちみち非常用にライターを持つ。2~3個持って行けば、そもそも圧電点火装置をアテにしなくていい。
必要派 いや、あればあったで、万が一ライターを紛失したとき、圧電点火装置でなんとか着火できるかもしれない。

悩ましいところです。

サーモレギュレーターは必要か?

「サーモレギュレーター」はガスの圧力が減っても安定した火力を維持する働きをもっています。

不要派 一気呵成にラーメンを煮るとか、コーヒーのお湯を沸かすだけなら、あまりありがたみを感じない
必要派 コトコト弱火で煮込むような料理で役に立つ。搭載機種は火力調節つまみの回転量が多く、火加減を微調整しやすい。

これまた悩ましいところです。

まとめ

ジェットボイルを使いこなすコツについてはこちらの記事をどうぞ。

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