長い空白期間を経て雪山に復帰する

東京在住の古い登山愛好家です。IT関連の仕事をしています。

三千メートル級の雪山に復帰したのをキッカケにブログを開設しました。

二十世紀の頃、よく雪山に登りました。主なフィールドは北アルプス、南アルプス、八ヶ岳、谷川岳。スタイルはテント泊稜線縦走です。冬壁はやったことがありません。のちに、フリークライミングにしたしむようになりました。重い荷物を背負い、山中で連泊するような登山からは足を洗いました。「もう三千メートル級の雪山に登ることはないだろう」と、重い革製の登山靴を捨てました。フリークライミングの競技的な面白さ、フィールドが人里に近い快適さに、どっぷりと浸かりました。が、心のどこかで「これだけで満足してていいのかな」と思う自分がいました。

ある日、「もう一度雪山に登ってみよう」と思い立ちました。

空白期間、書店で「山と渓谷」を立ち読みするくらいは続けていましたが、ちょっとした浦島太郎状態です。体力を作り直し、装備を買い直し、カムバックしていく過程で、見たり、聞いたり、考えたりしたことを綴ります。

はじめは「教科書に載らない雪山入門」という怪しいサイト名でしたが、アウトドア全般について取り扱うため、URLと同じシンプルな名前に変えました。

四方山話

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