アライテントのビバークツェルト ソロを家型に設営してみた

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先年、雪山に復帰してすぐにアライテントの「ビバークツェルト ソロ」を購入しました。

アライテントの紹介ページでは「ポンチョのように使うことも可能な、究極のパーソナルシェルター」と紹介されています。

しかし、要所要所に付いているループを利用すると、家型に設営することが可能です。

スペック

公開されているスペック

重 量 105g
サイズ 設営時:間口80×奥行70×高さ90cm
収納時:9×7(幅4)cm
カラー イエロー
素 材 15dnリップストップナイロンPUコーティング

サイズ感

手のひらサイズの安心感

スタッフサックに入った状態はとてもコンパクト。「手のひらサイズの安心感」というキャッチフレーズを進呈しましょう。

実測重量

重量の公称値は105gですが、スタックサック込みで実測で96gでした。

広げてみた

二つ折りの状態に広げてみました。黒い平紐のループが天頂部に2個、四隅に4個、床に4個付いています。

縫い目はベンチレーター周囲、前側、天頂部、後側だけです。

縫い目は目止めされていません。

家型に設営してみた

ペグやガイラインは付属していません。自分で用意する必要があります。

全体像

家型に設営してみました。樹の間に細引きで吊り下げて、四隅をペグダウンしただけです。

ペグ

ちなみに、使用したペグはMSRのフックステイクです。

お洒落なテントペグ、MSR フック ステイク
無雪期のテントペグとして、MSRの「Hook Tent Stake」を愛用しています。この「フック ステイク」は石井スポーツの一部の店舗でしか見かけません。

天頂部の前側のベンチレーター

ベンチレーターはポンチョとして利用する際に頭を出すことができる大きさです。

ベンチレーターを絞るヒモにコードロックは付いていません。塞ぐときは引き解け結びにするか、自分でコードロックを付けておきましょう。

天頂部の後側

天頂部の後側にはベンチレーターは付いていません。

人間と並んだサイズ感

横に並んで立ってみた

横に並んで立ってみました。小さい。犬小屋サイズですね。

潜り込んでみた

潜り込んでみました。出入口のファスナーの類はないので、後側のペグを抜いて、裾をめくりました。

うずくまっているのが精一杯。寝転がってくつろぐのは無理です。

やはり緊急時に頭からかぶるだけか、ポンチョとして羽織って行動するための設計です。

床の構造

後側から潜り込むときの視点で床の構造を俯瞰しました。床は底割れ式で、前後2箇所で結び合わせ可能?です。

ループの長さは天頂部と四隅は約4cm、床は約2.5cmです。

引き解け式に結び合わせる余長はありません。別途、紐の切れ端を結びつけておくか、トグル(通称おしゃぶり)を片側に設置しておくとよいでしょう。

別の選択肢

「ビバークツェルト ソロ」はポンチョとして使いやすいように最低限の生地の面積しかありません。頭からかぶってビバークする際、生地を身体や荷物の下に巻き込んで隙間風をしっかり防ぐにはやや力不足です。

ひと回り大きい「ビバークツェルト デュオ」

ポンチョとして羽織るよりも、シェルターとしての用途を重視する人は、ひと回り大きい「ビバークツェルト デュオ」を選択することをおすすめします。

頭からかぶる用途に特化した「サバイバルシェルター2」

頭からかぶって停滞する用途に特化するなら、家型のツェルトではなく、「半密閉型」のシェルターをおすすめします。私は雪山にそのタイプのシェルターを携行しています。

ツェルトより使いやすいライフシステムズの「サバイバルシェルター」レビュー
家型(くさび型)のツェルトは緊急時露営には必ずしも適しません。雪山で着の身着のままでビバークする場合、膝をかかえ身体を丸めて体温を逃がさないようにします。「Bothy Bag」等と呼ばれる半密閉型のシェルターのほうが使いやすいです。
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