突然破壊したLOWAの「チェベダーレ」。

当初は修理するつもりでした。アウトソールのみならず、ミッドソール、ランドラバーまで刷新すると、費用は2万5千円くらいだそう。
……が、インターネットを波乗りしていたところ、今春「チェベダーレPRO GT」が発売されて、旧モデルの「チェベダーレ Ⅱ GT」がかなり安くなっているじゃありませんか。
「さかいや・登山とアウトレットの店」だと、税込み35,420円、送料無料、楽天で2,322ポイント(5倍+4倍UP) が付きます。自分のサイズ、UK8.5だけまだ在庫がありました。初代チェベダーレを好日山荘で買った時もそんな感じでした。運命か。
買うしかありません。
わたしが注文した直後、「在庫切れ」と表示されました。(が、数日後に見ると、また売り出しました)
注文した二日後に受け取りました。
開梱の儀。
箱の横に仕様を記載したラベル。
ジャジャーン。ターコイズの色味が美しい。
ソールは先代の「Vibram DOLENT」から「Vibram SCALATORE EVO」に変わりました。
ランドラバーを比べると、新品と使い古しの差は明らかです。
ミッドソールの劣化を直接見ることはできませんが、ランドラバーを見ればある程度判断できると今回学びました。
ラバーのマットな質感が失われ、ひび割れて、プラスチックみたいにテカテカ光っていたら、修理するか買い替える頃合いです。
足首部分のレースアップシステムは先代の「織テープ」から「金属製のフック」に変わりました。
「クライミングゾーン」(つま先)のソールパターンが変わりました。
靴紐については、はっきり改善したと言ってよいでしょう。
先代は長さが205cmくらいあって、かなり余りました。蝶結びの輪っかを2回フックにかけて処理する手間がかかりました。二代目は20cmくらい短くなり、フックにかけるのは1回ですみます。

また、若干太くなり、引き絞るとき手に食い込まなくなりました。
インソールもやや肉厚になりました。
さあ、高尾山で履きならしましょう。
スタイルはいつもの感じ。
①帽子:ノースフェイスの「GTDキャップ」

②リュック:ミレーの「KULA 30」

③Tシャツ:ノースフェイスの「ショートスリーブGTDメランジクルー」
④スマートウォッチ:Xiaomiの「Redmi Watch 5」

⑤トレッキングパンツ:ノースフェイスの「バーブパンツ」

いつもどおりノースフェイス多めです。
ロープウェイ駅前のベンチで、ぐいと靴紐を引き絞ります。甲のいちばん上のフックがストッパーとなり、手を放しても靴紐が緩みません(I-Lockシステム)。LOWAの登山靴のいちばん好きなところです。足首よりうえを落ち着いて結ぶことができます。
現在、高尾山の稲荷山尾根は通行止め(危険木処理のため)。前日の台風のなごりで少しぬかるんだ6号路を登り、1号路から下りました。
ほんとうは中部山岳方面に足を伸ばしたかったところです。台風の翌日なので、交通機関に支障があったり、山道が崩壊していたりすると厄介です。大事をとって近場で足慣らしとしました。
さっそく新品の靴が泥ハネの洗礼を受けました。
新品で硬いせいか、ややロボット歩きとなり、足裏がいつもより疲れました。
高尾山駅前のマクドナルドで人心地。この時期、月見バーガーを食べずにはいられません。
「チェベダーレ」は、岩稜歩きを想定した靴です。はっきり言って高尾山には向きません。
最新の「チェベダーレPRO GT」をレビューした山と渓谷オンラインの記事が、この靴のつかいどころを見事に解説しています。

初冬・残雪期の高山帯にも対応できる、守備範囲が広い靴ですよ。
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