初冬の谷川岳をカジュアルに登る【西黒尾根】2017年12月3日

上越方面で登山指数Aが発動

金曜日に「登山天気」アプリを見ると、上越方面で登山指数Aが発動していました。豪雪で知られる山域では少ないチャンスです。土曜日に近場でハイキングに出かける予定でしたが、急遽、日曜日に雪山の足慣らしに出かけることにしました。

往路の交通機関

東京駅から新潟行き新幹線「とき301号」


東京駅から新潟行き新幹線「とき301号」に乗車しました。


自由席特急券2,470円也。


駅のホームで朝食を購入しました。


車内販売のコーヒーを味わいました。

JR上越線・水上駅前バス停


JR上越線の水上駅前のバス停から谷川岳ロープウェイ行きに乗り込みました。


整理券の番号は「14」。谷川岳ロープウェイまでの料金は750円です。


同乗した皆さんのザック。

谷川岳ロープウェイ


谷川岳ロープウェイに到着。ほとんどの方がチケットを買いに並びますが……。


私は車道歩きスタート。


谷川岳登山指導センターの前を通り過ぎます。


谷川岳ロープウェイの駅舎を見下ろしました。車道には雪がなく、道端に枯葉が堆積しています。

西黒尾根

ヤマケイオンラインのコースタイム付き地図はこちらです。

「谷川岳ロープウェイ」の概念図を見ると、西黒尾根と天神尾根の位置関係がわかりやすいです。

西黒尾根登山口


西黒尾根の登山口。先行された方はとても足が速く、私が「ラクダの背」から痩せ尾根をたどっているあたりで下山してこられました。


雪解けの道でビチャビチャです。冬用の起毛パンツの上にレインウェアのパンツ(ゴアテックスC-NIT)を着用しています。蒸れました。

上半身はかなり上部(「ラクダのコル」より上)まで、アンダーウェアだけで過ごしました。


地図には記載されていませんが、こんな水場があります。

鉄塔


鉄塔より白毛門方面。


少しずつ雪が増えてきました。


葉の落ちた樹林ごしにトマの耳、オキの耳を見上げました。

無名ピーク(1259m)


地図上では判別できないくらいのなだらかなピーク(1259m?)を越えて、コルへ下りたあたりでようやくアイゼンを装着しました。ここまでポーラテックの手袋をしてきましたが、「防寒テムレス」に替えました。


岩が露出した斜面をトラバースする箇所がありました。


「まえばし SAM」と書かれた赤旗を見かけました。

ラクダの背


鎖はまだ露出しています。


「ラクダの背」の細かい登下降をたどります。


ラクダのコブ(1516mピーク)の上に登山者が見えます。


急な下りが一箇所あります。

ラクダのコブ(1516m)


ラクダのコブに到着しました。「ラクダの背」という木の標柱が立っています。

この手前のギザギザの岩稜を含めた尾根一帯を「ラクダの背」と呼び、最後の丸いピーク(1516mピーク)が「ラクダのコブ」だと解釈しています。


「ラクダのコブ」から行く手の痩せ尾根と、急峻な登りを望む。

ラクダのコル


「ラクダのコル」(「ガレ沢のコル」とも言う)に到着しました。


急な斜面をぐいぐい登っていきます。岩に黄色いペンキマークが見えます。このあたりから弱い風が吹き始めました。


急登が一段落したあたりでついにモンベルのライトシェルパーカを羽織りました。防寒テムレスの青とあわせて、青-青のコーディネートです。


岩の日陰側には氷が張っています。

ザンゲ岩


ザンゲ岩が近づいてきました。


頂上から下りてくる方達。

肩ノ広場、標識


豪雪期でも埋もれない高い道標。

谷川岳頂上(オキの耳、1977m)


トマの耳を素通りし、オキの耳へ。

「谷川岳山頂」に到着しました。

快晴、ほぼ無風で、トレースが明瞭。この条件なら、あっさり登れてしまいます。

活動記録

コメント