
上越方面で登山指数Aが発動
金曜日に「登山天気」アプリを見ると、上越方面で登山指数Aが発動していました。豪雪で知られる山域では少ないチャンスです。土曜日に近場でハイキングに出かける予定でしたが、急遽、日曜日に雪山の足慣らしに出かけることにしました。


往路の交通機関
東京駅から新潟行き新幹線「とき301号」

東京駅から新潟行き新幹線「とき301号」に乗車しました。

自由席特急券2,470円也。

駅のホームで朝食を購入しました。

車内販売のコーヒーを味わいました。
JR上越線・水上駅前バス停

JR上越線の水上駅前のバス停から谷川岳ロープウェイ行きに乗り込みました。

整理券の番号は「14」。谷川岳ロープウェイまでの料金は750円です。

同乗した皆さんのザック。
谷川岳ロープウェイ

谷川岳ロープウェイに到着。ほとんどの方がチケットを買いに並びますが……。

私は車道歩きスタート。

谷川岳登山指導センターの前を通り過ぎます。

谷川岳ロープウェイの駅舎を見下ろしました。車道には雪がなく、道端に枯葉が堆積しています。
西黒尾根
ヤマケイオンラインのコースタイム付き地図はこちらです。
「谷川岳ロープウェイ」の概念図を見ると、西黒尾根と天神尾根の位置関係がわかりやすいです。
西黒尾根登山口

西黒尾根の登山口。先行された方はとても足が速く、私が「ラクダの背」から痩せ尾根をたどっているあたりで下山してこられました。

雪解けの道でビチャビチャです。冬用の起毛パンツの上にレインウェアのパンツ(ゴアテックスC-NIT)を着用しています。蒸れました。
上半身はかなり上部(「ラクダのコル」より上)まで、アンダーウェアだけで過ごしました。

地図には記載されていませんが、こんな水場があります。
鉄塔

鉄塔より白毛門方面。

少しずつ雪が増えてきました。

葉の落ちた樹林ごしにトマの耳、オキの耳を見上げました。
無名ピーク(1259m)

地図上では判別できないくらいのなだらかなピーク(1259m?)を越えて、コルへ下りたあたりでようやくアイゼンを装着しました。ここまでポーラテックの手袋をしてきましたが、「防寒テムレス」に替えました。

岩が露出した斜面をトラバースする箇所がありました。

「まえばし SAM」と書かれた赤旗を見かけました。
ラクダの背

鎖はまだ露出しています。

「ラクダの背」の細かい登下降をたどります。

急な下りが一箇所あります。
ラクダのコブ(1516m)

ラクダのコブに到着しました。「ラクダの背」という木の標柱が立っています。
この手前のギザギザの岩稜を含めた尾根一帯を「ラクダの背」と呼び、最後の丸いピーク(1516mピーク)が「ラクダのコブ」だと解釈しています。

「ラクダのコブ」から行く手の痩せ尾根と、急峻な登りを望む。
ラクダのコル

「ラクダのコル」(「ガレ沢のコル」とも言う)に到着しました。

急な斜面をぐいぐい登っていきます。岩に黄色いペンキマークが見えます。このあたりから弱い風が吹き始めました。

急登が一段落したあたりでついにモンベルのライトシェルパーカを羽織りました。防寒テムレスの青とあわせて、青-青のコーディネートです。

岩の日陰側には氷が張っています。
ザンゲ岩

ザンゲ岩が近づいてきました。

頂上から下りてくる方達。
肩ノ広場、標識

豪雪期でも埋もれない高い道標。
谷川岳頂上(オキの耳、1977m)

トマの耳を素通りし、オキの耳へ。
「谷川岳山頂」に到着しました。
快晴、ほぼ無風で、トレースが明瞭。この条件なら、あっさり登れてしまいます。


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