5時頃、山頂に向かって登り始めました。ご来光にしばし足を止めます。
7~8メートルはありそうな鋭い岩。以前来た時、この下にテントを設営してビバークしている方がいらっしゃいました。
健脚な方がスタスタ追い抜いて、あっという間に頂上に達しました。
コーヒーミルを担ぎ上げました。やはりポーレックスを買おうと決心しました。
プロトレックで高度を確認。天気がよく、気圧が高いので、実際の標高(2967m)より低く表示されています。
頂上で1時間くらい過ごしました。
下山時は、まず五合目で休憩。そこから少々登り返しがあるので、早めに刀利天狗で二度目の休憩。笹の平分岐まで下って三度目の休憩。さあ、次は尾白渓谷まで。
終盤、道の前方に危険な影が。10分くらい様子を見ました。熊鈴を派手に鳴らしても立ち去ってくれません。やれやれ。最初は黒く見えたのでツキノワグマだと思ったのですが、樹間を洩れいる陽光に照らされると茶色いことに気づきました。サルでした。ほっとして歩いていくと、立ち去ってくれました。
駐車場前の売店「おじろ」で鉄人氏といっしょにウドンを食べました。
鉄人氏に小淵沢駅まで送ってもらい、列車に乗り込むと、登山靴を脱いで、100均のサンダルに履き替えます。登山靴は紐を連結し、手にぶら下げて移動します。長い下山で足指が過熱して、靴擦れを起こしそうでした。足の蒸れが解放されると、特に異常はなく安心しました。
小淵沢駅でホットコーヒーを入手できませんでした。食堂にはあったのかもしれませんが、列車に揺られながら飲みたいのです。甲府駅のようなモダンな駅構内のNEW DAYSにもエキナカフェがありません。自分的には邪道ですが、アイスで微糖の缶コーヒーで我慢しました。
大月駅の停車時間にホームで紙コップのコーヒーにありつきました。こうでなくちゃ。
翌日は足が筋肉痛。やはり黒戸尾根はハードです。
※ 2017/9/9付の記事を改稿し、1日毎に分割しました。
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