メルカリでクライミングシューズを買いました。
ダウンジャケットで良い買い物ができたので、味を占めた次第です。

ファイブテン(現在、アディダス)の名作「ドラゴン レースアップ」の旧モデルです。むかし初期モデルのベルクロ版を履いたことがあります。
ジャンク品ではないレベルで、ほぼ最低価格帯の出物でした。写真映りが悪いというか、「ほんとに売る気あります?」という外観。
白っぽい汚れ(チョーク汚れ)を濡れ雑巾でよく拭きとるくらいすればよいのに。
が、筆者は靴底の「STEALTH」ロゴがあまり減っていないのを見逃しませんでした。
このロゴの減り具合でどれくらい使い込んでいるか判断できます。ときおり「あまり使っていないと書いているわりにはロゴがほとんど消えてるなぁ」なんて売り物があるので要注意です。
ソールの減り具合でいちばん気になるのはつま先です。これも掲載写真から、比較的よく残っているのが見て取れました。
ただし、つま先の写真は角度によって、わかりづらいことが多いので、やはり靴底のロゴとあわせて判断するのが賢明です。
スプレータイプのクリーナーでアッパーやインナーをクリーニングしました。
中古クライミングシューズでは、内側の汚れがいちばん気になります。
ファイブテンの旧モデルはシャンクに紙を採用していると言われています。あまりクリーナーを吹き付けすぎないように気を付けました。しばらく時間をおいてから、雑巾で拭き取ります。
インソールの毛玉を固めのブラシでごしごしかき取りました。
このブラシは100均で買いました。登山やクライミングのさまざまな場面で役立ちます。

アウトソール(ゴム)の白っぽい汚れもこのブラシで磨くとよく取れます。
このモデルに限った話ではありませんが、カカトのプルタブがぺしゃんこで、指を差し入れにくいことがあります。太い棒にぶら下げておくと、ある程度、丸く型がついてくれます。
下の写真は、このブラシの柄を利用してみました、の図です。なんて有能なブラシでしょう。
靴ひもを引き抜くと埃が舞いました。靴ひもを洗濯機にほうりこんで洗いました。
こうして「ドラゴン レースアップ」旧モデルが生まれ変わりました。
アウトソールは、これこの通り、黒っぽくなりました。
つま先はピカピカ。
かかともピカピカ。
ぱっと見た目は、新品を何回かジムで履きならしました、という風情です。
満足度が高い買い物でした。
- 旧ファイブテンのサイズ感について
- 最後期モデルは表示サイズに対して、実際のサイズがかなり小さく感じられることが多かったです。「アナサジ ベルクロ」や「ジェットセブン」でUS8.0やUS8.5を履いていた人は、「ドラゴン レースアップ」旧モデルではUS9.0以上でないと耐えられないはず。筆者はUS10を買い足そうかと考えているくらいです。「Team Five Ten」(黒モデル)はさらにキツく、US9.0で拷問レベルです。こちらもUS10の出物があれば買うかもしれません。
- サイズのUS表記について
- ついインチ表示?と思いがちですが、実はセンチメートルの10の位と1の位を足した数字だそうです。US8.5(26.5cm)とUS10(28cm)とでは1.5cmちがいです。
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