インターネットで両胸ポケットを備えた中間着を探していたところ、たまたまタラスブルバの「ソフトシェル フーデッド ジャケット」という何の変哲もない名前の商品がヒットしました。購入してみたところ、本格的な山岳用として十分通用する商品でした。
タラスブルバと言えば、国産の小洒落れたブランドとして登山用品店やアウトドア用品店の常連でした。フォックスファイヤー(Foxfire)と近いイメージです。すっかり見かけなくなったと思ったら、現在はスポーツオーソリティ(SPORTS AUTHORITY)のプライベートブランドとなっています。
開封の儀
SPORTS AUTHORITYの袋
全体像
ツートンカラーの3色展開(コヨーテブラウン、グレー、ブラック)です。
いちばん地味なブラックを選択しました。もし登山用として使いにくかったら、肌寒い時季の通勤用にまわす算段です。
価格タグ
税込み11,000円という価格は、ソフトシェルとして格安です。
薄っすらとグリッド状のフリース
首の後ろあたりを接写しました。内側は薄っすらとグリッド状のフリースになっています。
起毛地が腕の先まで続いている
起毛地が腕の先まで続いています。ビヨーンビヨーンと伸びる素材ではないので比較的スムーズに腕を抜き差しできます。
大きなハンドポケット
ハンドポケットは大きめ。手袋やら財布やら、どんどん放り込めます。
ハンドポケットの甲側は起毛地
ハンドポケットの甲側はしっかり起毛地になっています。
横長の胸ポケット
胸ポケットは妙に横長で、脇の下まで貫通しています。脇を掻くことができます。6インチのスマホを縦にも横にも収納できます。
手首は伸縮性のフィットのみ
手首には調節機構がなく、伸縮性のフィットのみ(エラスティックバインディング仕様)となっています。
洗濯タグ
基本は固めのフリースですから、気軽にじゃぶじゃぶ洗濯できます。
重量
実測重量はLサイズで595g。ソフトシェルとしては平均的です。
着てみた
小雨を弾く
初おろしは自宅からファミレスへ自転車で向かうとき。おりから降ってきた小雨を弾いています。
まとめ
もともとはモンベルの「ロッシュパーカ」を検討していました。
「うーん、またモンベルかぁ。派手派手なカラーリングがなぁ。ボリュームもあり過ぎる」と、今ひとつ食指が動きませんでした。
タラスブルバの「ソフトシェル フーデッド ジャケット」は色が渋くて、軽快で、しかも安価という三拍子が揃った掘り出し物です。
登山で使ってみた様子など、いずれ追記します。
コメント
こんばんわ。はじめてコメンさせていただきます。いつも拝見させていただき勉強させてもらっています。
タラスブルバ 、元々アシックスだったところですね。ソフトシェルもあるんですね。私も夏にポーラテックパワーグリッドのタラスブルバ版のR1みたいなジャケットを試しに購入して初剱の際に着用してみました。縫製とか雑な部分もあったけど十分実用になりました。ポーラテックパワーグリッドで3980円とか安すぎますよね。ソフトシェルのレビューも楽しみにしております。
もんぴ さん、コメントありがとうございます。
ポーラテックパワーグリッドで3980円、私も目を付けまして、「これでハンドポケットがあればな~」と横目で眺めていました。
タラスブルバやファイヤーフォックスはがっつり登山系ではありませんが、ときどき掘り出し物が見つかりますね。