Android系スマートフォンとPC、電源を接続するケーブルは、
- ホスト側がUSB Type A
- クライアント側がMicro-USB Type B
となっている製品が多数派です。
両端ともType Cの製品が増えつつあります。Type Cはその電源供給能力やデータ転送速度もさることながら、端子の上下を気にしなくて良いので快適です。
USB Type AやMicro-USB Type Bは端子の上下(裏表)が決まっているため、差し間違えるたびにイライラします。また、端子が大きく出っ張るのが気になります。モバイルバッテーとスマートフォンをつないだまま胸ポケットに入れる際、端子を上側にしないと断線しやすいため、ケーブルの取り回しが限定されます。
そんな悩みを一挙に解決する製品を見つけました。
プロテック 充電/転送 L型リバーシブル Micro-USBケーブル
先日、Mt.石井スポーツ高尾店に立ち寄った際、同じフロアにあるノジマで見つけて即買い。オンラインショッピングサイトでこうした製品をときどき見かけますが、信頼性に不安があるため手を出しにくいのが本音です。名の知れた家電量販店が実店舗で販売しているなら、散財してみる価値があります。
パッケージ
ケーブル本体
端子のクローズアップ
両端とも両面挿し(上下自由)できます。Micro-USB Type B端子が両面挿しになっている製品は見たことがありますが、USB Type A端子までそうなっているのは珍しい。しかも、両端ともL字型なので、出っ張りが最小限。完璧です。
PCとスマートフォンの接続
普通のUSBケーブル
普通のUSBケーブルだと、PCとスマートフォンを接続した際に端子の出っ張りが大きくなります。狭いテーブルの上などで取り回しにくい。
L型端子のUSBケーブル
L型端子のUSBケーブルだと出っ張りが最小限で済みます。
スマートフォンとモバイルバッテリーの接続
モバイルバッテリーとスマートフォンを重ねて胸ポケットに入れるとき、端子は上でも下でも良いので、取り回しの自由度が高くなります。
私はケーブル長がいちばん短い30cmを購入しました。スマートフォンを取り出して、GPS機能やカメラ機能を使うにはギリギリの長さです。1mのモデルも存在します。
L型端子のデメリット
あえて言うならば、L型の端子は指でつまめる面積が小さいので抜き差しにやや手間取ります。これは出っ張らないメリットと表裏一体です。
関連製品
「L型端子、両面挿しにこだわらない」なら、以下のような製品があります。
両端ともストレート端子で両面挿し
両端ともストレート端子で、Type A側のみ両面挿し
Type A側のみL型で両面挿し
PCの横にスマートフォンを置いて接続する場合には、PC側のみL型にしたほうが取り回ししやすいでしょう。
MicroUSB Type B側のみL型で両面挿し
自宅で充電専用に据え置きする場合、Type A端子(電源)側は挿しっ放しなので両面挿しでなくてかまいません。MicroUSB Type B側はL型で両面挿しなので、差し間違えがなく、スマホ台に設置しやすいです。
コイルスプリングによる伸縮式
両面挿しではありません。
冬山でモバイルバッテリーを胸ポケットで温めながら、スマートフォンと接続して使うとき、伸縮式ケーブルなら邪魔になりにくいです。
巻取式で、MicroUSB Type B と Type C の両刀使い
両面挿しではありません。
伸縮式ケーブルよりもすっきりします。MicroUSB Type B機器とType C機器が混在する状況に対応できます。
最後に
まだ使い始めたばかりですが、充電/データ通信ともに今のところ問題は生じていません。
長期使用した結果はおいおい追記していきます。
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