活動記録

最果ての忘れ物~残雪の利尻山【リゾート編】2018年4月20日~21日

貧乏学生の頃、山から下りたあと観光地を訪ねることを「リゾート(resort)」と呼びました。資金が乏しいため、できることは限られています。ホテルや旅館やペンションに泊まるわけではなく、相も変わらずテントに泊まり、余った行動食で食いつなぎながら、景勝地に足を延ばしました。
活動記録

最果ての忘れ物~残雪の利尻山【下山編】2018年4月19日

この日の登頂者は私を含めて4人。ほかのお三方はスノーボードやスキーを駆使して、とっくに下山したはずです。いま利尻山で雲海の上にいるのは私ひとり。最果ての絶頂で、孤立無援、無防備。この非日常的な感覚をしばらく味わいました。
活動記録

最果ての忘れ物~残雪の利尻山【登頂編】2018年4月19日

東稜の難所が気にかかるせいか寝付かれませんでした。ほとんど寝た気がしないうちに窓の外が明るくなりました。5時半に車で迎えに来てもらい、6時前にはヤムナイ川を横断する地点に到着する計画です。すでに作戦ミスしている感があります。
活動記録

最果ての忘れ物~残雪の利尻山【フェリー・旅館編】2018年4月18日

外海に出ていきます。行く手の利尻島を見たかったのですが、乗船客が出入りできるのは船の側面と背面だけ。船首側の2等室は進行方向に窓があるものの甲板の設備に遮られています。飛行機から利尻山をチラ見せしておいて、気をもたせるのは神様の粋な采配か。
活動記録

最果ての忘れ物~残雪の利尻山【飛行機編】2018年4月18日

衝動的に、憧れの山「利尻山」へ 利尻山。 憧れの山です。「残雪の白馬岳」を片付けて、さぁ、次はどこを登ろうかと考えたとき、浮上してきました。できれば雪をまとった利尻山を登りたい。 「日本登山大系1:北海道・東北の山」ではこう紹介されています...
登山用品

私がスノーピークのギガパワーストーブ「地」を愛する理由

お湯を沸かすだけなら、ジェットボイルを持っていきますが、コッヘルやフライパンで炊事する場合にはスノーピークのギガパワーストーブ「地」を持っていきます。白を基調としたガスカートリッジとあいまって、外観のデザインの美しさは業界随一だと思います。
活動記録

残雪の白馬岳を24年後に登る【下山編】2018年3月27日~28日

まだ明けきらぬ「ホテル天狗原」。ポールが一箇所ひん曲がっています。このテントを買ってから20年以上が立ちました。「天狗原に泊まることはもうないかもしれない。このコースを登るのは最後かもしれない」またいつか来る日のために、気楽に「再見」。
活動記録

残雪の白馬岳を24年後に登る【登頂編】2018年3月27日

葛藤は続いています。風が強い、とか、ガスってきた、とかネガティブな要素があれば、ここで折り返していたと思います。が、しかし、今日の一日は、晴天が約束されています。引き返す理由が見つかりません。
活動記録

残雪の白馬岳を24年後に登る【入山編】2018年3月26日

よもや雪山テント泊の装備を背負って、この栂池ゴンドラリフト「イヴ」に再び乗り込む日が訪れようとは考えもしませんでした。前回訪れたのは24年前です。
活動記録

ぐうたら登山隊と風雪のビヴァーク

すっかり暗くなりました。これ以上動き回るのは危険です。吹きさらしの稜線で、ケルンに腰掛けて、ツェルトをかぶりました。「風雪にとじこめられても、二泊はもつだろう。でも、三泊目はないかな」なんて考えました。
スポンサーリンク