新宿を歩いているとき帽子が欲しくなり、石井スポーツに飛び込みました。目当てはノースフェイスの「GTDキャップ」です。

後頭部の調節ゴムが弛んできたので、買い替えを検討していました。……が、見当たらない。超スタンダードな製品なのに。夏の盛りだというのに。
仕方なく手に取った「ハイカーズキャップ」がじつに良い製品でした。「GTDキャップ」ほど軽量コンパクトではないものの、そのぶん普段使いに向いています。
地味なデザイン、短めのツバ、落ち着いた色のラインナップ。街中でノームコアに徹することができます。
後ろ側のショックコードで締め具合を調節。多少の風では飛ばされないくらい、かなり強く締めることができます。
なぜか前頭部にスリットあり。通気性を高めるためだとか。最初見たとき「帽子を前後ろ逆にかぶったとき、ポニーテールの髪をここから出すのかな?」と思いました。
後頭部にもスリットあり。指で広げると大きく開きますが、着用時はぴったり閉じるので、どれくらい通気性に貢献するのか謎です。
内側はこんな感じ。洗濯タグが妙な場所についています。かぶるとき、目の前に垂れさがってこないように一瞬気を使います。切ってしまおうかしらん。
黒い吸汗素材をめくると、ショックコードがハトメから外に出る構造が見えます。たるんできたら、自分で修理しやすそうです。
洗濯タグのクローズアップ。製品番号は「NN02506」。
ピスネーム(ブランドロゴ)はとても慎ましく、好印象です。
実測重量は49g。
「GTDキャップ」(37g)ほど軽量コンパクトではありませんが、くしゃりとたたんで、バックパックの隙間にするりと挿入できます。ツバはコシがあるのに柔らかい不思議な感触です。
着用例。何の変哲もなさすぎて、語る言葉がございません。
ヘルメットを重ねても、まったく違和感がありません。
「ハイカーズキャップ」のツバは「GTDキャップ」より、さらに短いです。
短めのツバだと、ヘッドランプを点けたとき、目の近くの乱反射を防ぎつつ、足元をちゃんと照らしてくれます。
最近はこう使い分けています。
- 「GTDキャップ」
- 汗だくになるジョギングやトレーニング山行
- 「ハイカーズキャップ」
- 街中の普段使い、北アルプスなどの登山
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