モンベルの「リゾッタ」シリーズを食べて、思い出したこと

モンベルのリゾッタシリーズにガパオ味が追加されました。(2018年8月)

八ヶ岳で初めてモンベルの「リゾッタ」シリーズを食べました。

モンベルは「Zライト ソル」をスペックダウン(薄く)して安価にした「フォームパッド」とか、モンベルロゴが付いただけで値段も機能も変わらないビクトリノックスとか、何の変哲もないピッケルとか、アウトドアギアの全分野を自社ブランドで塗りつぶすかのように商品を展開しています。

この「リゾッタ」シリーズもその一環かと思っていました。実際には、かなり革新的な商品です。

アルファ米とのちがい

「お湯を注いで3分」で出来上がる

脱酸素剤を取り出すのを忘れずに

スプーンは同梱されていないので忘れずに

尾西食品に代表されるアルファ米シリーズと決定的にちがうのは「お湯を注いで3分」で出来上がることです。

アルファ米だと15分待たなくてはなりませんでした。雪山では冷めてしまいそうです。スープやみそ汁を作るなら、アルファ米が出来上がる頃合いを見計らってお湯を沸かし直す必要がありました。待つ時間の手持ち無沙汰よ。

「そのままでも食べられる」

そのままでも食べられる

食べてみました。そこそこいけます。ちょっとしたフルグラ感覚ですね。積極的にそのまま食べようとは思いませんが、非常時に強い味方になるでしょう。

スペックダウン(少量化)はしていない

パッケージ裏面の説明

「リゾッタ」シリーズは内容量が85gです。一方、尾西食品の「五目ごはん」は内容量が100g。「さてはスペックダウン?」と思いきや、フリーズドライなのでアルファ米よりも水分の含有量が少ない(理論上はゼロ)ため軽量になっているというのが真相です。

パッケージに記載されているお湯の必要量は、モンベルの「リゾッタ」が175ml、「尾西の五目ごはん」が160ml、つまり出来上がりは同じ260gです。きっちりスペックを合わせていますね。

私の食糧計画では今後、主役になりそうです。

昔の自己流リゾッタ=オートミール+永谷園

リゾッタで思い出したことがあります。

二十代の頃、アルファ米を買う余裕がなかった時期、利用したのがオートミールでした。軽く煮て、粥状にすれば、米食の代わりになります。全粒穀物なので、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富です。

味付けとして、永谷園のお茶づけお吸いものを利用しました。

奇しくも、モンベルの「リゾッタ」シリーズの製造元は永谷園ではありませんか。

雪山でムーンライトテントを設営した

風雪のなか、苦労してムーンライトテント1型を設営し、角形コッフェルでオートミールをコトコト煮たこと。EPIのガスコンロのつまみは三角錐の旧型で、オートイグナイターは付いておらず、フリント式の使い捨てライターで着火したこと。電子式のライターとは縁がなく、それが高所や寒冷地では着火しづらいことなど知る由もない時代でした。

モンベルのムーンライトテント1型を雪山(冬山)登山で使う
1980年代、無雪期でも積雪期でも使えるコストパフォーマンスの良いテントとして、考えに考えたあげくにムーンライトテント1型を購入しました。現在の軽量化されたテントと比較すると重量面では不利ですが、耐久性は申し分なく、三千メートル級の稜線で十

懐かしい。何もかも」(宇宙戦艦ヤマトで地球を見つめる沖田艦長の口調で)

いや、こうして書いてみると、このオートミールというアナログな食糧をもっと見直すべきではないかと思えてきました。

変更履歴

  • 初公開(2017年8月25日)
  • 「ガパオ リゾッタ」発売に言及し、写真を差し替えました。(2018年8月25日)

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