日帰り登山用のバックパックを新調しました。
マウンテンハードウェアの「レインシャドー26アウトドライ」です。
メインコンパートメントが防水メンブレン「OutDry」でラミネートされているので、レインカバーが不要。背中のパネルから雨水が侵入する心配がありません。
こうした防水バックパックはロールアップ&バックル方式の場合が多いですが、この製品はファスナー式でモノの出し入れがしやすいのが特長です。
外観
正面と背面
背中にはマウンテンハードウェアお得意の「ハードウェーブフレームシート」を内蔵。バックパックの型をしっかり保持しつつ、汗抜けがよくなっています。
価格タグ
2016~2017年頃の型落ち品ですが、オンラインショップで好みの色(黒)を探し当てることができました。
アウトドライのタグと説明
「OutDry」の赤いタグが燦然と輝いています。「OutDry」の構造を解説した紙タグがぶら下がっていました。
フロントポケット
正面のポケットに10.5インチのタブレットを格納してみました。ポケットの下部はメッシュになっています。
サイドポケット
サイドポケットはメッシュ製です。厚みのあるモノを入れるとストラップがぶらぶらするのが少々気になります。ストラップキーパーを導入します。
ウエストベルト
ウエストベルトをサイドポケットの底に収納可能です。
ハイドレーション用のポケット
上部
背面にはハイドレーション用のポケットがあります。吊り下げ用にベルクロ留めのストラップが付いています。
別途レインカバーを持って行くなら、ここに格納しておくと良さそうです。
下部
ハイドレーション用のポケットから侵入した雨水は、下部の水抜き穴から出ていきます。
大型フロントポケット
上部の「大型フロントポケット」は、山と高原地図を2つ並べて収納できるくらいの面積を有しています。
このポケットには防水性がありません。アウトドライのメンブレンに覆われておらず、普通のファスナーで開閉します。そのためかメッシュの水抜き穴が付いています。
メインコンパートメントのファスナー
メインコンパートメントのファスナーは止水タイプではありません。フラップで防水性を確保しています。
メインコンパートメントとフリースポケット
メインコンパートメントの内部にはフリースポケットが付いています。山と高原地図が1つ入るくらいの面積です。ここはアウトドライのメンブレンの内側にあり、防水性が確保されています。
ラップトップPCを格納できるようなスリーブがないのが残念。アウトドライのメンブレンを貼りめぐらしている構造上、そうしたポケットを追加すると縫い目の防水に手間がかかるからでしょう。フリースポケットはファスナーに沿ってぶら下がる構造で縫い付けられています。
アウトドライのメンブレン
メインコンパートメントの内側に貼られているアウトドライのメンブレンにクローズアップしてみました。
ショルダーハーネス
ショルダーハーネスには必要十分なパッドが詰められています。
チェストストラップ
チェストストラップにホイッスルを搭載しています。
商品名のロゴ
左肩に商品名のロゴが「RAINSHADOW 26」とプリントされています、
大きさの比較
マムートの「エクセロン30L」と並べてみました。
高尾山で雨の日に使ってみた
雨続きで足腰がなまりそう。降水量1㎜末満なら登っとかないと。登山口はやんでいましたが、山頂はしとしと淑女のような雨でした(文学的表現)。こんな場面でMHの「レインシャドー26アウトドライ」が心強かったです。https://t.co/EaKXUTeMzG pic.twitter.com/odjW5JogeT
— 神山オンライン (@kamiyama_online) July 10, 2020
まとめ
マウンテンハードウェアの「レインシャドー26」の外観は登山用バックパックそのものですが、コンパクトなので日常生活やビジネスカジュアルの現場でもあまり違和感がありません。
ラップトップPCを入れて雨の中を歩いても安心。サイドポケットに折りたたみ傘を突っ込んでも、水滴が内部に浸透しません。
真夏の低山ハイキング(トレーニング登山)で滝のようにしたたる汗が、背中や腰から浸み込んで、なかのモノを濡らす心配がありません。
マウンテンハードウェアは2016~2017年頃、アウトドライのメンブレンを採用したバックパックを数多く売り出していたのですが、なぜか現在は熱心ではありません。
輸入販売元のコロンビアがロールアップ式のバックパックを出しています。
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