群衆で雑踏する高尾山のかたわらに「南高尾山稜」という静かな山道があります。
高尾山口駅から「四辻」という峠に向かって登る(または下る)のが一般的ですが、ひと駅手前の高尾駅から登り始めることが可能です。
京王線高尾駅のホームより南高尾山稜の末端を望むことができます。(別の日の写真)
南高尾山稜の最末端に近づいていきます。
小さな三角公園のわきに登山口があります。
南高尾山稜の末端・金毘羅山登山口には土嚢が積まれていました。
なんちゃってトラロープが付けられていました。
枯葉が堆積した滑りやすい道を登ってゆきます。
登り切った場所が開けており、祠がありました。
しばらくフェンス沿いを歩きます。破れたフェンスのあたりで右に進みます。
いったん大きく下って登り返しました。
登り着いたところに金比羅宮が建っています。
金比羅宮の前に展望台がありますが、樹林に遮られて展望はあまりよくありませんでした。
金比羅宮わきのトイレ。あれ? 男子のほうは露天?
石畳の階段を下りていきます。一段一段が狭い。
階段を下り切ると住宅街が近いです。
「平和観音像」が立っていました。
中央道の高尾山IC付近が見えました。
住宅街に下りる階段を左に分けました。ここにも仏像が。
住宅の裏側の暗い道をゆきます。
それでもしっかり山道らしい道標があります。
すぐ車道のわきに出ました。
トレイルランニングレースと遭遇しました。スタッフの方が待機して、高尾山口方面へ下りる分岐を指示されていました。
トレイルランナーと次々にすれちがいます。
山麓からトップランナーを表彰するスピーカーの声が聞こえてきます。それでも続々とランナーがすれちがっていきます。
サンタクロース仮装のスタッフさんに「写真撮っていいですか」ときいたら、ポーズをとってくれました。
最後の登り坂でトレイルランナーが膝に手を当てています。
師走にはサンタクロースも走ります。
「四辻」に到着しました。ここにもスタッフさんがいらっしゃいました。
ランナー「え~ッ、まだ登るのぉ~ッ」
スタッフ「もう少しです」
ランナー「ここからショートカットして下りようかな~」
スタッフ「(笑)」
なんて会話が飛び交っていました。
私はここから高尾山口に向かって、なだらかな樹林帯をおりてゆきます。
ほどなく住宅のわきに出ます。
舗装道に出ると、トレイルランニングレース「TOKYO八峰マウンテントレイル」の案内看板が立っていました。
住宅街の生活道路から甲州街道に出てゆきます。
甲州街道に出ました。高尾599ミュージアムまで足を伸ばし、芝生の広場の前でGPSログを打ち切りました。
午後出発なので南高尾山稜を歩き通そうとすると日が暮れてしまいます。が、気になっていた「最末端」を確認できましたし、トレイルランニングレースと遭遇するというスパイスも味わいましたので、良しとしましょう。
さりとてこのまま帰るのは物足りない。いつものように稲荷山尾根から高尾山に登ろうか。しかし、昨日ボルダリングで広背筋をピキりまして、昨晩は寝返りを打つのも大変でした。深く呼吸できない。もともと腰と膝の調子が悪く、満身創痍?の身です。おとなしく帰宅することにしました。
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