折りたたみ傘のループコードをシリコン製ショックコードに付け替える

セブンイレブンの折りたたみ傘(ワンタッチ開閉)を日常生活で愛用しています。デイパックに常備し、かれこれ5年くらい使っています。

数ヶ月前、グリップに付いていたループコードが根元から切れました。

あの紐、正式には何と呼ぶのでしょうか。ひとまず「ループコード」と呼ぶことにします。

ループコードがないと、手首やフックに引っ掛けられないので不便です。安価(たしか定価760円)なので傘そのものを買い直しても良いのですが、なんとか修理できないでしょうか。

グリップのネジを外して分解してみました。

内側に嵌まっていた丸いボタンがぽろりと落ちてきます。簡単に嵌め戻せるので問題ありません。

元のループコードはえいやっと捨ててしまったので手元にありません。たしか伸縮性の高いショックコードでした。

カモシカスポーツで見かけて何となく買っておいたショックコード(直径3mm)を材料にすることにしました。

このショックコードは只者ではありません。芯がシリコン製です。現在、カモシカスポーツのオンラインショップに同じ色の製品は見つかりません。テントポール接続用のショックコードの説明を引用しましょう。

シリコーンの特性を生かしたショックコードは伸縮のリカバリーテストによると-28度Cまでほとんど変化がありません。さらに温度を下げると-40度Cで完全に伸びきりますが、温度を上げると-25度Cで完全に復活します。一方、従来の生ゴム製ショックコードは-10度Cで伸び始め、-40度Cで伸びきってしまい、温度を上げても復元しませんでした。

折りたたみ傘のループコードにそこまで耐候性を求めなくても良い気がしますが、なんとも道具好きの心を捉えるではありませんか。

適当な長さを切り出して、両端を穴に通し、ひと結びして引っかかるようにしました。最初、両端を束ねて結んだのですが、それだと結び目が大きすぎて邪魔になり、組み立てられませんでした。

グリップを強引に押し込んで、ネジ止めに成功しました。

やはり折りたたみ傘にループコードは必須です。

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