
雪山で厚い手袋やオーバー手袋をしているとスマホをタッチ操作できません。
いちいち手袋を脱ぐのは面倒くさいですし、長く素手でいると凍えてしまいます。タッチペンが必須となり、その紛失を防止するためのコードが欠かせません。

私は従来、スマホとタッチペンをいっしょにネックストラップにぶら下げていました。同様の工夫をしている人は多いはず。この方法だと、胸ポケットに出し入れするときタッチペンが引っかかって邪魔なんですよね。
この悩みを解決する方法を紹介します。
ペンホルダー方式
手帳式のカバー(ペンホルダー付き)を利用する手もありますが、スマホの画面を見るまでにワンアクション増えてしまいます。
ペンホルダーだけが欲しい。
こんな商品を購入して、スマホにペンホルダーを増設しました。
接着式のペンホルダーをスマホカバーに貼り付けて、タッチペンを差すとこうなります。

粘着力は申し分なく、不意に剥がれる心配は感じません。胸ポケットに出し入れするときタッチペンが引っ掛からなくなりました。
タッチペンを抜くときはスチャッと素早いですが、挿すときは先端を正確に狙い定めるのにちょっとだけ気を使うかもしれません。
ちなみに、ネックストラップを直接取り付け可能なスマホは国産ではAQUOSくらいしかありません。スマホカバーのスピーカー用の穴などにカウヒッチで取り付けるとよいでしょう。

リールキーホルダー方式
登攀器具のように外付けするやり方です。
- リールキーホルダーと、クリップ付きのタッチペンを用意します。100均のもので十分。

 - リングを通す穴を備えたタッチペンを選びましょう。

 - キーホルダー側のミニカラビナをバックパックのチェストストラップに取り付けます。そして、タッチペンのクリップをチェストストラップに挿します。

 - スマホを操作するときは、タッチペンを抜いて、リールを伸ばします。
😅チェストストラップが捩じれてます。 - ちょっと操作するだけなら、タッチペンをチェストストラップに挿したままでもOKです。

 - バックパックを担いだり下ろしたりするとき邪魔になるかと思いきや、ほとんど気になりません。

 
シンプルなゴム紐方式
最軽量ですむやり方です。ただし、着脱はしにくい。
- キーホルダーのような器具を省略して、ゴム紐で直接バックパックに取り付けます。

 - ゴム紐が邪魔にならないように短く、かつ、ある程度引き伸ばせるように長く、適当な長さに調節する必要があります。

 
まとめ
最後に「タッチペンだとズームイン(ピンチイン)やズームアウト(ピンチアウト)ができない」問題に言及しておきます。
アプリにもよりますが、タッチペンで2回画面をタップし、
- 2回目を画面から離さずに上にずらすとズームアウト
 - 2回目を画面から離さずに下にずらすとズームイン
 
となります。
地図アプリ(YAMAP、ヤマレコ、ジオグラフィカ)はこの操作に対応しています。



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