GoPro登山におすすめのアクセサリー

GoPro登山におすすめのアクセサリー ~ クリップマウント

登山者目線で動画を撮るためにGoProをヘルメットにマウント(装着)する人が多いですが、もう少しさりげなく撮りたい人にはこんなアクセサリーをおすすめします。

Amazonでポチりました。届いたのは2点のアクセサリ。

重量はクリップマウントが48g、Jフックマウント(バックル)が15gでした。

クリップマウントとJフックマウント

クリップマウントにJフックマウントを装着します。

クリップマウントにJフックマウントを装着

ミニ三脚になる

GoProを装着します。この状態で床や地面で安定するのでミニ三脚の役割を果たします。

GoProを装着 床や地面で安定する

台座が二重構造になっており、360度回転(スイーベル)します。

台座が360度回転する

スタビライザー風に握りやすい

手持ち撮影するときはスタビライザー風に握ることができます。

スタビライザー持ち

本来の装着方法

本来はザックのショルダーストラップを横向きに挟んで、台座を90度回転させて、上下を調整します。クリップの力が強いので、よほど激しく転倒でもしないかぎり、脱落する心配はありません。ただし、この状態だと、撮影範囲が真正面から左に寄り、やや外を向くのが気になります。

本来はショルダーストラップに装着する

そこで以下のような小技を開発しました。

独自の装着方法

ネックストラップ(100均のもので十分)を用意し、クリップマウントのヒンジ付近に引っ掛けます。

ネックストラップをヒンジに引っ掛ける

ネックストラップを首に掛け、クリップマウントをザックのチェストストラップに噛ませると安定します。首の後ろのコードロックを動かして、張り具合を調節します。

ネックストラップを首に掛け、クリップマウントをザックのチェストストラップに噛ませる

この方法にはいくつかメリットがあります。

  • 身体の真正面を撮影できる。水平を確認しやすい。
  • ネックストラップにより脱落を防止できる。
  • GoProを寒気にさらさないようにジャケットの内側に退避させやすい。

首にぶら下げる

ザックを背負っていないときは、そのまま首にぶら下げておくことができます。少々ゴロつきますが。

クリップマウントを首にぶら下げる

ピッケルに装着する

ピッケルに装着するのはとても簡単。ヘッド部をはさむだけです。念のため、ネックストラップをブレードに掛けてコードロックを絞れば万全です。

クリップマウントをピッケルに装着する

その他のアクセサリー

軽量コンパクトなクリップマウント

私はクリップマウント(48g)とJフックマウント(15g)を脱着可能なタイプを購入しましたが、一体化した製品も存在します。軽量コンパクトさを重視する人はこちらを選ぶと良いでしょう。重量は60g。わずか3g軽いだけです。

同種の製品がいくつかありますが、アームが短すぎるとGoProの上下調節の範囲が制限される(根元がつっかえる)おそれがあるので注意してください。

三脚ネジに対応するアダプター

私があえて脱着可能なタイプを選んだのは、三脚や自撮り棒に素早く付け替え可能とするためです。

たとえば三脚ネジに対応するアダプターを利用すれば……。

三脚ネジに対応するアダプタ

三脚や自撮り棒をクイックリリース化できます。

自撮り棒の三脚ネジをクイックリリース化

チェストマウントとヘッドマウント

クリップマウントにたどり着くまでに、いろいろ遠回りしました。買ってはみたものの、見た目のゴツさに気後れし、重量面からも登山に携行するのは躊躇われました。

チェストマウント

チェストハーネス型のマウント

ヘッドマウント

ヘッドマウント

もっとお得なアクセサリーセット

これからアクセサリーを試す人には一挙に揃うこんなセットをおすすめします。クリップマウントも含まれています。

アクションカメラ自体の購入を迷っている人はこんな格安製品から入門するとよいでしょう。各種マウントアクセサリー、バッテリー、リモコンなどが全部入りで、GoProの10分の1の価格で手に入ります。私もいっとき検討しました。

作例

ヤマケイオンラインの「鷹取山」の地図はこちら

神武寺駅から鷹取山までの歩きと、鷹取山から追浜駅までの歩きは、「独自の装着方法」(ネックストラップとチェストストラップで固定)で撮影しました。鷹取山山頂を歩き回るときはスタビライザー持ちで撮影しました。

GoProのTimeWarpを多用しましたが、目が回ってしまいますね。反省。

登山用品

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