2019年12月、甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根のウェア、装備

2019年12月15日~16日に甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根を一泊二日で登りました。そのときのウェアと装備についての覚書です。

登山の様子のダイジェスト動画はこちら。

2日続けて、気温マイナス10℃を切らず、風速も10m/秒程度の穏やかな天気でしたので、ウェアは厳冬期モードより1枚少なく、シュラフも厚くありません。

個々のウェアについては「雪山登山ウェア総点検」をご参照ください。

2019年12月15日のウェア、装備

自宅 ⇔ 登山口

上半身
下半身
頭部
手先 なし
足回り

登山口 ⇔ 七丈小屋

上半身
下半身
頭部
手先
足回り
  • 登り始めてしばらくするとオーバーヒートしたので、「ライトシェルパーカ」を脱ぎました。五合目まで上半身は「ロングスリーブホットジップアップ」だけでした。
  • 笹の平まで下半身が蒸れ気味でした。

就寝中

上半身
下半身
頭部
手先 なし
足回り
寝具
  • ソックスとダウンブーツのあいだに高温タイプの使い捨てカイロをはさみました。
  • プラティパスにお湯を入れて湯タンポにしました。

2019年12月16日のウエア、装備

七丈小屋 ⇔ 山頂

上半身
下半身
頭部
手先
足回り
  • 気温はそれほど低くなかったですが、黄連谷から吹き上げる寒風で顔が冷たかったです。厚手のバラクラバが欲しくなりました。

使わなかったモノ

ザックの中
ザックの外
  • 「ザイオンジャケット」にはあまり保温性はないので、寝るときにマットレスとシュラフカバーのあいだに敷きました。
  • ペツルのガリーをGoProの三脚にして、行動中の動画を撮影するつもりでしたが、スカスカの雪にペグを打つ真似にしか使いませんでした。
  • トレッキングポールは樹林帯でも使わなかったので単なる重りでした。

火器と燃料と食器

左側の塊が「山頂セット」で、コーヒーを淹れたり、カップヌードルを食べるために、お湯を作るのに使います。今回、山頂往復時にザックに忍ばせましたが、使いませんでした。

右側は快適アイテムです。

水についての覚書

水についての覚書

入山時に0.9Lの水、0.9Lのジュース(充実野菜)、0.5Lのお湯(自宅で沸かした)を持ち込みました。七丈小屋の水場で2.0L調達しました。冬場、水場が止まっている場合、七丈小屋泊またはテント泊(600円)なら、2.0Lの水をもらえるようです。

以上、4.3Lの水分で一泊二日をまかないました。下山時、0.5Lの水、0.5Lのお湯を確保し、余った0.5Lくらいの水を捨てました。下山中に0.5Lの水を飲み切り、登山口の自販機でジュースを350ml×2本くらいガブ飲みしました。水は捨てないほうが良かったです。0.5Lのお湯は自宅まで持ち帰りました。

七丈小屋の水場を運よく利用できましたが、例年この時期はとっくに水が涸れているようです。

復旧した五合目についての覚書

今回の山行は復旧したばかりの五合目をいち早く見て、発信したいとの思惑がありました。

まとめ

ウェアや装備の反省と言うよりは、この覚書の反省です。これまでも時々こうした覚書を記事にしましたが、もっとうまい表現で将来の自分や読者の参考になるものが書けないだろうかと頭を悩まします。登山の現場でこまめにウエアや装備を自撮りするほうが臨場感のある記事になるかもしれません。

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