登りの記事から続きます。
開運山→四季楽園
山座同定
頂上から西を見渡しました。御坂山塊の黒岳や御坂山方面にはまだ行ったことがありません。手前の稜線には四季楽園、そして地面が露出した「展望地」が見えます。左奥のなだらかなピークが木無山ですが、しっかり「木」が有ります。
頂上はゆったりと昼食をとる雰囲気ではなかったので、展望地を目指します。
四季楽園をスキップ
四季楽園まで下りてきました。木のテラスは居心地が良さそうですが、「休憩料100円」の札が見えたので遠慮しました。涸沢ヒュッテみたいに開放して千客万来にしたほうが繁盛するのではないでしょうか。
展望地で昼食
地面が露出した「展望地」へ足を進めました。ここからは屏風岩の上部しか望めません。
欲張って多めに作ったのが失敗。小さなフライパンでは生地が厚くなりました。火が通りにくく、ひっくり返すのが大変でした。
盛大に焦げました。生焼けの箇所が多数。卵と牛乳の甘さでカスタードクリームのような食感だ、と自分に言い聞かせました。
フライパンの焦げ付き。帰宅後、一晩水に浸けたら、きれいにこそぎ落すことができました。
木無山→霜山
137号線分岐
四季楽園の裏手にも137号線への分岐がありますが、ここからも分岐しています。
母の白滝分岐
少し進んだところで、母の白滝へ分岐します。看板にうっすら「木無山」と書かれています。
自衛隊らしいヘリコプターが上空をしばらく旋回していました。尾根上の登山者を目視確認する演習でしょうか。ヘリコプターを撮り損ねて、梢が青空を刺す写真となりました。
送電鉄塔
山と高原地図にある「送電鉄塔」ってコレ? 疑問に思いながら休憩しました。「ニセ鉄塔」と名付けました。
巡視路分岐
巡視路の分岐です。山と高原地図には東側の道だけ明示されていますが、西側にも分岐しています。
下吉田分岐
霜山の近くまで来たとき、左手が小広くなっている場所があります。かたわらの木の股に「カチカチ山ロープウェイ」の看板が置かれています。
霜山
霜山のピークは左に巻きました。地図上では稜線通しの道が付いていますが、巻き道のほうが明瞭でした。
霜山のピークに立ち寄ってみました。1分もかかりません。樹林に囲まれた地味なピークに三角点がありました。
霜山→天上山
作業道分岐
1234mピーク付近の稜線の東側は午後には日陰になり、鬱蒼として暗いです。
車道を横切ります。ひしゃげたガードレールの脇を越えていきます。
天上山手前で、ややコースタイムが短い巻き道に進んでみました。
巻き道はやや右肩下がりで枯葉が堆積しています。安心感を重視する人は稜線通しに歩いたほうがよいでしょう。
巻き道から稜線通しの道に合流しました。この付近は尾根が広くて、踏み跡があいまいです。実はここは山と高原地図に記載されている合流地点ではなかったようです。
ヤマレコの地図のほうが現状に近いようです。
天上山
下りていくと、巻き道と合流しました。山と高原地図に掲載されている合流点はこちらをさしているようです。
カチカチ山ロープウェイ
ロープウェイ駅上の「たぬき茶屋」に着きました。昔は、武骨なコンクリートの建物があったと記憶しています。
天上山→河口湖
ロープウェイの設備越しに河口湖を見下ろしました。
ロープウェイ駅近くでは紅葉の赤さがひときわ目立ちました。
ずんずん下りていきます。昔来た時、登山道わきの小広い地面にテントを設営しました。たしかここです。L字型のベンチでふさがっていました。
護国神社
護国神社から左に折れて河口湖駅方面へ進み、途中から近道して河口湖に向かいましたが、実はここで右に折れたほうが近かったようです。
河口湖畔の街並み
この界隈でいちばん大きいと思われる総合食料品店「高田屋」があります。
河口湖
河口湖畔は観光地化されています。スワンボートあり。ホテルのハッピを着た人が駐車場の交通整理をしています。週末にはトウモロコシを焼く屋台が出るかもしれません。駐車場左奥のトイレを利用させてもらいました。近くの広場でサイクリングの団体さんが休憩していました。
ローソンであんまんとコーヒーを買って、湖畔でのんびりするうちに、とっぷりと日が暮れました。日常から脱出して、遠い馴染みのない場所で、日暮れた風景を眺めていると、なにやら文学的な気分になります。
河口湖駅についてホッと一息。ちょうど大月行きの電車が到着する数分前でした。電車に揺られて、コクンコクンと睡魔に身を任せながら、東京に帰りました。
変更履歴
- 初公開(2017年10月31日)
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