雪山登山用ウェア総点検 2017年12月

私の2017年12月時点の雪山用ウェアを紹介します。

山域や積雪状況、予想気温によって、取捨選択して携行します。広義の「身に付ける」装備として、サングラス、ロングスパッツ、登山靴、アイゼンを含めました。

上半身

THE NORTH FACE / ロングスリーブホットジップアップ

素材の内訳はポリエステル79%、ポリプロピレン18%、ポリウレタン3%となっています。肌面に水を含まないポリプロピレンを配しているのがポイントです。Finetrackが提唱するドライレイヤーの役割をある程度果たしてくれることを期待しています。

私個人はTHE NORTH FACEのウェアのサイズ感が合います。このロングスリーブは身体のラインに密着し、かと言って締め付け感がないピッタリサイズです。

mont-bell / シャミース プルオーバー

フリースのプルオーバーとしてはLサイズの重量が実測227gと最軽量クラスです。このボリュームのフリースは他ブランドではなかなか見つかりません。保温力をちょっと調整したいときに便利です。胸ポケットがあるのがうれしい。

MOUNTAIN HARDWEAR / マイクログリッドジャケットV.3

保温力が高いフリースならこれです。これより毛足が長いフリースは嵩張り過ぎるので買うことはないでしょう。フード付き、サムホール付き、胸ポケット、両脇ポケット、裏面グリッドフリース、ダブルジップ、と全部入りです。アウターとしても使えます。

似たタイプのフリースとして、mont-bellのトレールアクション パーカを持っていますが、どうしても前腕のキツさが気になって二軍落ちしています。

モンベルのトレールアクションパーカの残念なところ
冬場のジョギングや、低山ハイキングで羽織るために数年前に購入しました。(モンベル) mont-bell トレールアクションパーカ Men's 1106542 ブルーブラック(BLBK) Mposted with カエレバmont-

mont-bell / ライトシェルパーカ

表面はツルスベで撥水性が高く、裏面は薄手のフリースになっている珍しい商品。ソフトシェル的な使い方ができます。樹林帯で粉雪が舞っていたり、木に積もった雪が落ちてきてもしっかり受け流してくれます。稜線でも風が弱ければこれで十分通用します。

古くて新しいモンベルのライトシェルパーカがアウトレット化したので買ってみた
2017年秋冬に旧モデルがアウトレット化したときに書いた記事です。ごく一部のカラー、サイズ以外は完売しました。新モデルは400円高くなり、若干軽量化しました。真夏の三千メートル級に登るために素肌に羽織れるシェルが欲しい近年、真夏の三千メート

mont-bell / U.L.サーマラップ ジャケット

前出のライトシェルパーカと似た使い方を想定して買いました。ミドルレイヤーとしてもアウターとしても使えます。フード付きを買わなかったことを後悔しています。

Marmot / トランスダウンジャケット

テント泊で保温力が欲しいときに携行します。生地が20デニールと薄く、830フィルパワーダウンなので、ザックの片隅にコンパクトに押し込むことができます。渋いワインレッドと黒のツートンカラーが気に入っています。胸ポケットがあるのがうれしい。現行モデルは胸ポケットがなくなってしまいました。

Marmot / ザイオンジャケット

先進の防水透湿素材ネオシェルを採用したアウター。両脇のポケットは500mlサイズの魔法瓶が余裕で入るほど大きい。胸ポケット、内ポケット、肩ポケット、そしてピットジップが付いています。裏地は薄手のポーラテックフリース。ここまで全部入りのアウターはなかなか見つかりません。

雪山登山用アウターシェルはマーモットのザイオンジャケットでいこう
ポーラテック(Polartec)社のネオシェル(Neo shell)素材の製品が欲しかった雪山に復帰し、新しい知識を仕入れるべく山岳雑誌を舐めるように読んでいたとき、最先端の防水透湿素材であるポーラテック(Polartec)社のネオシェル(

下半身

mont-bell / スーパーメリノウール L.W. トランクス

ウールのアンダーウェアは苦手ですが、トランクスだけメリノウール製です。

野郎がはき古したトランクスの写真なんか誰も見たくないと思うので自粛します。(笑)

Marmot / ピークアップウォームパンツ

起毛地が裏にパンチングされているタイプなので足上げがしやすいです。

雪山登山用トレッキングパンツ再考
選択の基準日常生活でも使いたい登山向けのトレッキングパンツは伸縮性が高く、ファスナー付きポケットが豊富なので、アウトドア活動のみならず、日常生活でも利用範囲が広いです。私は洗い立てをパジャマとして履き、翌日はそれをジョギング用パンツとして使

US(米軍放出品)フリース オーバーオール

珍しいサイドフルオープン可能なフリースパンツです。

珍しいサイドフルオープン可能なフリースパンツ
雪山で行動中に下半身のレイヤード(重ね着)を変えるのは困難です。いちばん上に着るオーバーパンツについては、サイドファスナーでフルオープンできる製品が沢山あります。雪山への入山初日、最初はトレッキングパンツ(とアンダーウェア)で歩き、雪が深く

NANGA / ポータブル ダウン パンツ

テント泊での就寝用です。無雪期でも薄手のシュラフとペアで持っていくことがあります。

Marmot / インテグラルパンツ

レインウェアですが、表面がツルテカではないので雪の上で滑りにくそうです。初冬や残雪期ならこれで十分通用します。

FINETRACK / アルマパンツ

伸縮性が高く、足上げがしやすいです。サイドファスナーでフルオープンできます。

https://kamiyama-online.com/yukiyama-again/finetrack-arma-pants/

頭部

mont-bell / ノースポールキャップ

私の中では雪山用帽子として暫定1位の商品です。ツバが3箇所のホックで着脱できるのが素晴らしい。名前は「ノースポール(北極点)」ですが、それほど大げさではなく毛足は短いです。

mont-bell / ネオプレン フェイスバラクラバ

鼻と口の部分がネオプレン製の立体裁断になっています。

キャッツアイ仕様
目出し部分を大きく開いてもこめかみ部にすき間を作らず、しっかりカバーします。

この仕様のため、顔全体を出そうとするとやや狭いです。(私の顔が大きいだけか)

uvex / ゴーグラス

風雪のなかで正面を向いて歩く分には準ゴーグルとして申し分ありません。ただし、岩場を後ろ向きに降りているとき、顔が思い切り下向きになるとバラクラバがたわみ、隙間から吹き上げた呼気で曇ることがありました。

雪山登山でゴーグル風サングラス「ゴーグラス」を使う
ゴーグルとサングラスの中間ゴーグルを持っていくほどではないかな、という山行があります。「初冬の谷川岳」はまさしくそうでした。風雪に叩かれながら行動し続ける状況は考えにくい。そんなときいつも思います。ゴーグルとサングラスの中間くらいのアイウェ

手先

mont-bell / シャミース インナーグローブ

冬場の高尾山ではいつもこれです。普段使いにも適したボリューム感です。

mont-bell / ウール マウンテングローブ

元ハンガロテックス愛用者としてはウールの厚手手袋は欠かせません。

L.L.Bean / ポーラテックフリース グローブ

なぜかL.L.Beanで安売りされていたポーラテックフリースの手袋です。

mont-bell / トリガーフィンガーオーバーミトン

スタンダード中のスタンダード。ラッセルを想定した肘までの長さ。保温性を確保しつつ、ピッケルを握りやすい3本指です。

ショーワグローブ / 防寒テムレス

気温-10℃、風速10mくらいまではこれで通用します。

足回り

FITS / Expedition Boot

カカトの立体裁断のおかげでズレにくいとされています。昔は中厚手のソックスを2枚重ねで履きましたが、雪山復帰後はこれを1枚で履いています。

mont-bell / ベーシックダウンフットウォーマー

就寝時、足先がソックス1枚だけだと寒いので購入した贅沢品?です。

mont-bell / GORE-TEXアルパインスパッツ

ダブルファスナーだと着脱が素早くできます。

登山ロングスパッツおすすめ~素早く装着する方法
石井スポーツオリジナルのロングスパッツ雪山復帰、第二戦の前夜、ザックに装備を詰めているとき、ロングスパッツの片方の底バンドがないことに気づきました。前回、下山したときには確かに付いていました。歩行中に脱落したのなら、外すときに気が付いたはず

LOWA / チェベダーレ プロ GT

保温材が入っていない四季用です。山幸のオリジナル軽登山靴を買った今となっては「冬季専用を買っておけばよかったな」と後悔しています。

山幸のオリジナル軽登山靴で高尾山に登る
ただ郷愁のためでなく学生時代に履いた「アイガー」がブランド名を変えて、現在も製造、販売されていると知りました。寝ても覚めてもこの靴のことを考えてしまいます。合理的な購買理由などありません。ただ郷愁を癒したいだけかもしれません。一度も保革油を

RIPEN / ブーツカバー

株式会社アライテント■商品ラインナップ > アザーズ > スパッツ
株式会社アライテントは、テント、シェルター等を扱うアウトドア用品メーカーです。

四季用の登山靴でもこいつを被せれば厳冬期でもある程度対応できます。

登山オーバーシューズおすすめ~簡易型が使いやすい
これから本格的に雪山に登ろうというのに四季用の登山靴を買ったのは、オーバーシューズを履けばある程度の保温性と防雪性を確保できるという計算があったからです。オーバーシューズってどんなモノ?アライテントのサイトでは「あまりグレードの高くない皮革

GRIVEL / エアーテック・ニュークラシック

ワンタッチ式ではありませんが、昔の2本締めと比較すると、圧倒的に着脱がラクです。

旧KAJITAXの2本締めアイゼンが現役です
「えっ、2本締めって何?」と20代~30代の登山者の方なら言うかもしれません。古い登山用具の歴史をここに残しておきます。旧KAJITAXの12本爪アイゼンジョイント用の金具に「T.KAJITA JAPAN」、フロント金具には「XI J」と刻
グリベルの一番人気アイゼン、エアーテック・ニュークラシック詳細
メーカーや輸入代理店がそう発表しているわけではありませんが、店頭の在庫状況を見る限りでは、グリベルの一番人気アイゼンは「エアーテック・ニュークラシック」(Air Tech New Classic)です。人気の理由は、 縦走から急峻な氷雪壁

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