レトロなヘッドランプ、ナショナルBF-178

レトロなナショナルのヘッドランプ「コードレス」BF-178をヤフオクで入手しました。

私は1980年代から1990年代にかけて使い倒しました。探見球、いわゆる「豆電球」は球切れしやすく、おせじにも明るいとは言えませんでした。が、一般の登山愛好家のあいだで一世を風靡した人気商品です。

先日、この銘品のことをつぶやいたら、なかなかの反響がありました。

開封の儀

外箱

全体

正面

側面

上面

底面

蓋の裏側の情報も見逃せません。「標準価格1,900円」と記載されています。

同梱物

箱の中身は、ポリ袋で包装されたヘッドランプ、取扱説明書です。

取扱説明書

パナソニック(旧ナショナル)の公式サイトに概要仕様が掲載されています。

公式サイトより引用

明るさは昔風に「約250ルクス」と記載されています。

表紙

1ページ目

各部のなまえ

2ページ目

正しい使い方

3ページ目

ご注意

4ページ目

特長、仕様

5ページ目

アフターサービスについて

6ページ目

本体

正面

背面

バンドをまとめる輪ゴムまで付いた未使用品です。

ヒンジ部

ヒンジは今風の多段階ではなく、十字ネジによる無段階です。ある程度締めこんでおかないと、前後上下の揺れでライトが垂れ下がってきます。

下部

スイッチ

ヒンジ近くにある黒い樹脂製のポッチがスイッチになっています。

ライト部を前に倒すと黒ポッチが解放されてオンになります。ライト部を台座にカチッと嵌めると黒ポッチが押し込まれてオフになります。男心をくすぐるギミックでした。

電池ボックス

レンズ部をくるくる回して取り外すと、電池ボックスが露出します。

電球

豆電球は球切れしやすいので、交換用の豆電球を差しておけるソケットを備えていました。

重量

重量は実測で90gでした。

改造(LED換装で高輝度化)

LED豆電球を購入

改造とは言っても、豆電球(正式には探見球)を同口径(E10)のLED豆電球に交換するだけです。私はAmazonで入手しました。

他にも使えそうなLED豆電球が販売されています。全長が長いとレンズ部と干渉するようなので、短いモノを選びました。

LED豆電球に換装

ネジの刻みが微妙にちがうため、ねじ込むのにやや力がいりました。接触が悪いのか、急に暗くなることがあります。右か左にすこし回すとまた明るくなります。

また左の予備ソケットはオリジナルの豆電球の形状に特化しているので、きちんと嵌りません。この状態で持ち運ぶとカタカタ動きます。紙か何かで隙間を埋めたほうがよいでしょう。もっとも、高耐久のLED豆電球を交換する事態が訪れるかどうかは疑問です。

ついでにスイッチの内部構造を観察。これはオンの状態です。

背面の黒いポッチを押し込むと、接点が浮き上がって、オフになる仕組みです。

単三形電池(エネループ)をセットするとこんな感じです。

1メートルほど離れた壁を照らしてみました。左が「オリジナルの探見球」、右が「LED豆電球」です。えっ、この写真どうやって撮ったの?

実は2つ入手しました。合成写真ではありません。モノ好きですね。

登山で実際に使う

実際の登山で使ってみました。2021年10月、長い緊急事態宣言明けの八ヶ岳です。

軽量コンパクトな荷物で出かけました。ただでさえ狭い雨蓋のポケットで、このヘッドランプはやたらと存在を主張しました。

今回換装したLED豆電球の明るさは公称100ルーメン。

いまどきのヘッドランプならMiddleモードくらいに相当し、テント内ではちょうど良い明るさです。

真っ暗闇でテントを照らしました。写真ではスポットライトのような配光ですが、実際には周辺を薄明るく照らしています。

まとめ

このヘッドランプを今後、常用するか? 明るさは必要十分ですが、嵩張りが気になります。

上の写真は、ブラックダイヤモンドのスポット(こちらも骨董的な初代機)と並べて照らしてみました、の図。ライト部が大きくて重い分、それを支えるバンドの幅も広く太いです。昔は気になりませんでしたが、さまざまな技術革新、新素材の開発によって、登山装備の軽量コンパクト化が進んでいることを実感しました。

今後は、「汎用性が高い単三形電池を利用可能な災害対策用ヘッドランプ」として自宅保管するつもりです。

その他、様々なヘッドライト(ヘッドランプ)についてはこちらの記事をご覧ください。

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