ダイソーの200円ヘッドライトを登山で使う

ダイソーの200円ヘッドライトを登山で使う

ダイソーで散財しました。200円のヘッドライト(ヘッドランプ)です。

他のモノを買いに行ったのですが、目についたコレを衝動買いしてしまいました。

開封の儀

パッケージ(表)

ダイソーの200円ヘッドライトのパッケージ(表)

パッケージ(裏)

ダイソーの200円ヘッドライトのパッケージ(裏)

ライトの仰角を調整できる

ダイソーの200円ヘッドライト - 仰角を調整できる
ライトの仰角を調整できます。この点だけとるなら、むかし買ったペツルのティカ初期モデル(数千円)より高機能です。

ゴム製のパッド

ダイソーの200円ヘッドライト - ゴム製のパッド
額に当たる部分にはゴムのパッドが貼られています。

ロゴ

ダイソーの200円ヘッドライト - ロゴ
バンドに「LED HEADLIGHT」という、そのものズバリのロゴが入っています。「LED LENSER」(フラッシュライト、ヘッドライトの大手メーカー)と見間違うかもしれません。

ライト下部

ダイソーの200円ヘッドライト - ライト下部
ライトを裏返すと、「CLOSE⇔OPEN」と刻印されています。ライトカバーを逆時計回りにまわせば開き、時計回りにまわせば閉まるという至極自然な仕組みです。

ライトカバーを外す

ダイソーの200円ヘッドライト - ライトカバーを外す
本体内側にリチウムコイン電池(CR2032)の挿入方向を記したシールが貼られています。

ライトカバーのLED側

ダイソーの200円ヘッドライト - ライトカバーのLED側

ライトカバーのマイナス側端子

ダイソーの200円ヘッドライト - ライトカバーのマイナス端子側

附属電池

ダイソーの200円ヘッドライト - 附属電池
「あれ? 電池が附属するんじゃなかったっけ」
本体を覗き込みましたが電池が見当たりません。おかしいな、と引っくり返した拍子に、電池が転がり出てきました。黒いプラスチック製の絶縁シートに隠れていました。さもありなん。絶縁シートがないと、店頭に並んでいるあいだに電池の消耗が進みやすいですからね。

電池をあらためて挿入する

ダイソーの200円ヘッドライト - 電池をあらためて挿入する
電池をあらためて挿入し、ライトカバーを閉めようとしましたが、何か引っかかっているのか最後までネジが締まり切りません。

よく見ると、バッテリーボックスの奥に突起があり、そこに電池が引っかかっていました。突起をくぐらせてセットすると、ライトカバーがきちんと締まりました。

ライトをON/OFFする

ダイソーの200円ヘッドライト - ライトをON/OFFする
ON/OFF用のスイッチやボタンはありません。ライトカバーを時計回りに締めこむと点灯します。逆時計回りに緩めると、消灯します。

この面倒くささが最大の欠点ですが、スイッチやボタンよりも故障しにくいと前向きにとらえましょう。

電球色が昔の豆球ヘッドライトをほうふつとさせます。

保管時はライトカバーを1mmほどあけておく

ダイソーの200円ヘッドライト - 保管時はライトカバーを1mmほどあけておく
保管時にはライトカバーを1mmほどあけて消灯しておきます。そのため、ザックのポケットに入れて持ち運ぶ際には、雨粒などに当たらないよう気を付ける必要があります。そもそも、きちんと締めたとしても防水性は保証されていません。どうしても防水性を向上したければ市販のサイズが適合するパッキンをかませましょう。

使わないときは絶縁シートを入れておき、使うときに絶縁シートを取り除くという方法がなくはありませんが、いざ暗闇で絶縁シートを取り除こうとしたとき、電池を取りこぼしてしまうリスクがあります。

ライトカバーを0.5mmほどあけた状態にすれば、「指で押しこむと点灯し、指を離すと消灯する」という裏技が可能です。モールス信号に使えるかもしれません。

重量

ダイソーの200円ヘッドライト - 重量
重量は電池込みで実測約36gです。

ブラックダイヤモンドのスポット - 重量
ブラックダイヤモンドのスポット(spot)初期モデルが単四電池×3本込みで実測約85gです。

ダイソーの200円ヘッドライトは平均的な登山用ヘッドライトの半分以下の重量です。

まぁ、軽さだけで言えば、ペツルのイーライトなどは同様にCR2032電池2個込みで26gなんですけどね。

奇妙なデザイン

ダイソーの200円ヘッドライト - 奇妙なデザイン
ためつすがめつ眺めるうち、本体左右にある黒い円筒のキャップは単なるお飾りで何の役目もはたしていないことに気づきます。

本格的なヘッドライトだと、左右のキャップから電池を出し入れしたり、正面のキャップを回して光量を調整したりしますが、その両方を形だけ取り入れたデザインです。そのぶん重量を削って、ON/OFFスイッチを付けてほしい気がします。

しかし、電池を除くと実質100円の商品にあまり贅沢は言えません。

ダイソーのCR2032電池

ダイソーのCR2032電池のパッケージ(表)
ついでに予備の電池もダイソーで入手しておきました。

ダイソーのCR2032電池のパッケージ(裏)
「三菱電機」の名前を冠していますが、「MADE IN INDONESIA」の実力やいかに。

輝度を計測してみた

QUAPIX Lite で輝度を計測した

「QUAPIX Lite」というスマホ用の照度計アプリで輝度を計測してみました。

QUAPIX Lite

QUAPIX Lite
開発元:岩崎電気
無料
posted withアプリーチ

通常、照明器具の明るさを計測する場合には、輝度(光源)ではなく照度(照らされたモノ)を使いますが、絵的に輝度のほうが良かったので。

ダイソーの200円ヘッドライトの輝度を撮影した

ダイソーの200円ヘッドライトの輝度を撮影しました。

ダイソーの200円ヘッドライトの輝度を計測した

輝度は183.1 cd/㎡でした。

ブラックダイヤモンドのspotの輝度を撮影した

ブラックダイヤモンドのspotの輝度を撮影しました。

ブラックダイヤモンドのspotの輝度を計測した

輝度は6076.8 cd/㎡でした。

輝度の計測結果は、

  • ダイソーの200円ヘッドライト ➡ 183.1 cd/㎡
  • ブラックダイヤモンドのspot ➡ 6076.8 cd/㎡

と、30倍以上ちがいます。

光源とスマホの距離は10cmくらい。ちょっとした距離や角度のちがい、スマホの機種によって誤差があるため、客観的な数字ではありません。しかし、ほぼ同じ条件で計測したので、比較する目安にはなると思います。

登山で使ってみた

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不夜城のような高尾山ビアマウントとケーブルカー駅

三千メートル級の縦走など、本格的な登山でメインで利用するには力不足です。

なにしろ非力そうなLEDが1個だけの明るさなので、悪天悪路では心もとない。まずは低山ハイキング用のザックに入れっぱなしにします。

Gonex 超軽量リュックサック 折りたたみ 30L
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先日、夕方に高尾山の稲荷山尾根を登り、1号路を下山している途中で暗くなりました。このヘッドライトの出番です。道はいいし、歩き慣れているので、暗いまま歩けなくもないのですが、ときどき行き交う車や登山者に存在を知らせるために点けたほうが良い。自転車のヘッドライトと同じ理屈です。

本格的な登山で通用するヘッドライトはこちら

軽さ重視

CR2032電池2個込みで26g。ダイソーのヘッドランプより軽く、明るく、耐水性が高い。予備のヘッドライトとしてザックにしのばせたい。

明るさ重視

夜間のトレイルランニングに向いています。紹介ページにナイトボルダリングの写真があるのが嬉しい。明るいは正義。

専用バッテリーは18650電池なので交換可能。ThruNite C2と併用しやすいです。

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バランス重視

専用リチウム充電池(単4電池×3個の形状)でも単4電池でも利用可能。どんな場面でもそつなくこなすでしょう。

ランタン兼用

シリコン製のドームを変形させて、集光モードと散光モードを使い分けるというアイデアに唸らされます。岩場でぶつけたり、地面に落としたりしても割れにくそう。


その他、有力な製品についてはこちらの記事をどうぞ。

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変更履歴

  • 初公開(2018年6月13日)
  • 高尾山で使用したことを追記しました。(2018年8月13日)
  • 「輝度を計測してみた」を追加しました。(2018年10月9日)

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