ミレーの全部入りソフトシェルフーディー「ビオナセ ストレッチ ジャケット」レビュー

ミレーの「ビオナセ ストレッチ ジャケット」はオールシーズン活躍する薄手のソフトシェルフーディーです。

全部入りと呼べるほどの利便性と機能性を厚手のTシャツ1枚程度の重量に盛り込み、かつ、お手頃な価格を実現しています。

私は2020年に購入。数ヶ月後に紛失し、また同じモノを買い直したほど気に入っています。

開封の儀

全体像

山で使うだけなら、ツートンカラーを選んだと思います。街着として使うことを考慮して「BLACK – NOIR」を選びました。

紙タグ

セールの時期、色によっては4割引きくらいになります。

ジャケットの内側に縫い付けられている洗濯タグ

首の後ろにプリントされているサイズ表

1回目に買ったときは、日本サイズのLを購入しました。若干、肩幅が狭い感じがしました。2回目に買い直すときはXLを購入しました。

私は日本規格のウェアではLサイズを選ぶことがほとんどです。ミレーのウェアだと、肩幅が狭い気がして、L(欧米M)とXL(欧米L)で迷います。

重量

重量はJapanサイズのXLで260gです。

着用写真

スマホにアクセスしやすい胸ポケットをそなえる

胸ポケットはスマホやウォークマンの指定席です。

登山にウォークマンやiPodを携行するとイヤホンが断線する理由
有線タイプのイヤホンには断線が付き物。原因はシャツやジャケットの胸ポケットに入れたまま、カバンやデイパックに突っ込むtから。ジムで着替えたり、登山のアプローチで保温着を脱いだりするとき、必ずイヤホンジャックを抜くように心がけています。

両脇ポケットの底がやや高い位置にある

両脇ポケットがやや高い位置にあります。 ザックのウエストベルトと干渉しません。

ザックを背負わずに歩く場合も、なかに入れたモノが足の付け根にコツコツ、パタパタ当たりません。

ポケットの内側はメッシュ素材でインナーポケットとして機能する

ポケットの内側はメッシュ素材で、ファスナーを開放すればベンチレーションとして機能します。

袋状のメッシュの底が身頃に縫い付けられており、インナーポケットとして利用できます。500mlサイズの魔法瓶や山と高原地図が楽勝で入るサイズ感です。

袖は長めでサムホールが付いている

袖は長めでサムホールが付いています。生地のストレッチ性が高く、ツッパリ感はありません。

裾は右側のみドローコードあり

フードの伸縮性が高くヘルメットの上にかぶれる

フードは個人的にジャストサイズ。フロントファスナーを上まで閉めると、頭の形に適度に寄り添います。一応、フード内側の左右にドローコードがありますが、あまり使う機会はなさそうです。

ヘルメットは到底かぶれないかと思いきや、生地の伸縮性が高いので問題なくおさまりました。特に窮屈な感じはしません。

6月や9月など季節の変わり目に羽織る

フードの先端には15cmくらいワイヤーが入っており、(ひさし) の形状をたもちます。

冷房が効きすぎたファミレス

真夏の街中で羽織ろうとは思いませんが、冷房が効きすぎたファミレスで半袖のうえに羽織るのにちょうど良いボリューム感と風合いです。

撥水性が高い

雨模様の街路にて。しっかり雨粒を弾いています。屋根のある場所に着いて、ジャケットをバサバサ振ると、きれいに落ちてくれます。

やかんの水をかけてみました。撥水性が素晴らしい。短時間の軽い雨なら、濡れず蒸れずで過ごせます。

まとめ

最後にもう1枚、着用写真を。

中央本線を走る電車のなかには、扉の両脇に二人掛け席をもうけた車輌があります。

乗客が少ないときは登山靴を脱ぎ、横座りして、ソックスの蒸れをとばします。四人掛け席がガラ空きでも好んでここに座ります。

胎児ポジションで、音楽を聴いたり、山の写真を振り返ったり、Twitterランドで遊んだり、テルモスの珈琲を飲んだり、うたた寝したり。

ふと目を上げると、車窓に甲斐駒ヶ岳の勇姿がそびえています。

財布やスマホ、ウォークマンは、もちろんミレー「ビオナセ ストレッチ ジャケット」のポケットのなかへ。

2022年春夏シーズンにマイナーチェンジし、少し生地が厚くなりました。残念ながら、両脇ポケットの袋の底が身頃に縫い付けられておらず、内ポケットとして利用できなくなりました。

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