雪山テント泊でバチ効きするスノーペグ、Easton Gold 24″ / イーストン・ゴールド24″ ペグ

宅配便で謎の長い物体が届いた

宅配便で謎の長い物体が届いた

プチプチの中に金色の物体が梱包されている

プチプチの中に金色の物体が梱包されている

先端が尖っている

先端が尖っている

引き抜いて、反対側を見ると、釘の頭みたいな形状になっている

釘の頭みたいな形状になっている

EASTONというメーカーロゴが刻印されている

EASTONというメーカーロゴが刻印されている

イーストン・ゴールド24″ ペグ

すみません。もったいつけ過ぎました。知る人ぞ知る「イーストン・ゴールド24″ ペグ」です。

イーストン・ゴールド24″ ペグ

比較のため、MSRのブリザードステイク(中央)、GeerTopのテントペグ(左)と並べてみました。

雪山でテントを設営するときの強い味方

用途や効果のほどは、Kuri Adventuresさんの動画をどうぞ。

雪に効く、雪上ペグの決定版!Easton Gold 24|Kuri Adventures

釘のような形状をしていますが、実際に板に打ち付けるデモ動画があります。硬い雪にも刺さってくれそうです。

Easton Stake Demo – Part 1

昨シーズンは在庫切れで入手できず

2016-2017年シーズンに雪山に復帰したとき、このスノーペグを買おうとしたのですが、24インチ(約62cm)の製品は在庫切れで入手できませんでした。代わりにあやしげなGeerTopのテントペグを購入し、いったん使ってはみたものの、やはり本格的な登山向けにお墨付きのMSRブリザードステイクを買い直した経緯があります。

自作も考えた

来シーズンに向けて、長いスノーペグを自作しようかと思案しました。東急ハンズあたりでアルミ製のL型アングルを買って、その場で加工(60cmくらいで斜めにカットし、細引き用の穴を数箇所あける)してもらうとか。

ほかに良いスノーペグはないか

テンティピ スノーペグ 500mmという商品を発見しました。

【スペック】長さ510mm、幅35mm、重量95g、Made in England

幅が広くて重めですが、支持力が高そうです。

LOCUS GEARのサイトで再入荷しているのを発見した

そうこうしているうちに、LOCUS GEARのサイトで最近更新されたらしい購入ページを発見しました。

早速8本購入しました。

Yahooショッピングでも売っています。

8本も? テントの4隅、4辺にフルに使えます。なにせ1本が30gですから、重量は気になりません。

MSR ブリザードステイクの重量

MSRのブリザードステイクだって1本が25gくらいです。(21gと記載されているサイトが多いですが、ICI石井スポーツで購入した製品は実測で25gを超えていました。同時購入した数本のなかでも個体差がありました)

MSR ブリザードステイクの重量

GEERTOP テント ペグの重量

ピッケルやストックを利用すれば本数を減らせそうですが、テントをベースキャンプとして設営したまま山頂を往復する場合を想定して、フル活用できる8本を確保しました。疲れ切ってベースキャンプにたどり着いたとき、テントが吹き飛ばされて跡形もなかったら目も当てられないですからね。

ヘッドが抜けた場合の修理方法

ヘッドが抜けやすいという報告があります。修理方法の動画が公開されています。

雪山テント泊で使ってみた

ループには反射材が縫い込まれている

雪山テント泊で使ってみました。バチ効きするかどうかは雪質による、というのが実感です。

雪が深く、ある程度締まっている場合にバチ効きするのは間違いありません。その場合も、雪に刺してすぐ安定してくれるとは限りません。「刺しやすい」ということは「抜けやすい」ということです。周囲の雪がペグに粘着し硬化するまでにある程度時間を要します。強風下でテントを設営する際には、1本刺して、次へ移動しようとしたとたん、テントといっしょに風で持ち上げられることがありました。過信は禁物です。

雪が浅いと持て余します。ブリザードステイクのように横倒しにして埋めても、上から踏み固めた雪がよほど硬化するまで待たないと安定しません。たとえば八ヶ岳の赤岳鉱泉や行者小屋のように人気のあるテント場では薄く積もった雪の下にすぐ凍った地面があらわれます。長尺のテントペグだと、ハンマーで叩いても先端に力が伝わりにくく、刺さってくれません。

登山用品

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